2013年12月28日土曜日

Stone Roses Made Of Stone



ストーンローゼス再結成のドキュメンタリー映画を見てきました。

メジャーデビュー前のイアンのインタビューがカッコよかった。

インタビュアー「(アルバムが売れなかったら)不安定な生活に対する不安とかありますか?」
イアン「好きなことやるって奴は安定とか考えないだろ」

インタビュアー「ギグの途中で客が帰ってしまったらどう思いますか?」
イアン「そいつがオシャレな奴だったらガッカリする。でもダサいやつなら気にしない」

去年のフジロックは感動した。今年のソニックマニアは普通だった。次は新譜のツアーで来日してほしい。

2013年12月21日土曜日

夙川ボーイズ@下北沢シェルター



久し振りの夙川ボーイズのワンマンライブに行ってきました。やっぱりこのバンドのライブは面白い。そして熱い。

出たばっかりの最新AL「Timeless Melody」は、世間の評価は10点中7-8点くらいだと思う。でもこのアルバムは、80年代にロックにハマった世代にとっては点数では評価できない懐かしさや、郷愁を誘うような内容だと思う。

ALを聴いていると、初恋の時のような胸の苦しさを思い出す。フロントマンのマーヤは、極めて青春的な、キラキラとした甘く切ないメロディーを創り出すセンスが抜群だと思う。

けど、ライブは凄い。繰り返しになるが熱い。ロックンロールのライブが見たければ絶対にいった方がいいと思う。フロアとの一体感も半端じゃない。この先、どれだけメジャーになっても(ならないと思うけど)小さなライブハウスが最も似合うバンドな気がする。そこがカッコイイ。



2013年8月16日金曜日

楽天田中21連勝、日本新記録

楽天の田中投手が日本新記録となる21連勝を達成!!楽天ファン、田中ファンの自分としては嬉しすぎる大ニュースです。

現在、勝利数は勿論TOPの17勝。防御率も驚異の1.20をマーク。このまま無敗でシーズンを終えてもらいたいものです。

そして楽天には球団初優勝を期待しています。今年の楽天は本当にすごい!

2013年8月15日木曜日

『世界地図の下書き』『島はぼくらと』

夏のお勧め図書を二冊紹介します。

朝井リョウさんの『世界地図の下書き』と辻村深月さんの『島はぼくらと』です。お二人とも直木賞作家です。

どちらも柔らかく、ぬくもりのある文章で、本をとる手から物語の情景が伝わってきます。電子書籍も便利で、とても重宝しているのだけど、こういう本は「本」として読みたいと思います。

早く先が読みたくて、ページをめくるワクワクする気持ちや、おわりが近づくに連れて、ずっと読み続けたいと思う気持ちは、きっと多くの人の読書の原体験ではないかと思います。

二冊とも、そういう気持ちになれる一冊です。お勧めします。


2013年3月25日月曜日

「リペットボトル」

今日の東京新聞。栃木県小山市の産廃業者が開発した100%再利用のペットボトルについての記事。

PET to PET の技術は前々からあったけど、コストや衛生面の課題があって中々商業ベースで普及はしなかった。今回はそれらの課題が研究によりクリアされ、実際にサントリーと提携を結び市場に流通しはじめているという。

ほんの5、6年ほど前から廃棄物処理業界は自らを環境ビジネス業者と名乗り、大々的なイメージ戦略を始めてきた。私自身も就活のときに「環境」をキーワードとして業種を探し、見事に産廃業者に就職したくらいだ。

大半の業者は環境をビジネスとして新たな価値を創造しているわけではなく、結果として環境に関連しているビジネスであったわけだが、今回の記事ではこの小山市の業者は新たな環境価値を生み出している。

ペットボトルは生活に超身近で資源の象徴とも言えるアイテム。これで循環システムを作り上げることの価値は大きい。課題は国内で回収したペットボトルが中国に資源として流れていることらしい。国内循環が実現できるよう、消費者として協力したいと強く思う。

2013年2月20日水曜日

グーグル、フェイスブック、アップルが自然エネルギーに切り替える理由

企業の電源責任に関する興味深い記事。コチラ

環境教育の本質は、答えのない問題に対してどう向き合うか、どんな暮らしをするのか、どんなエネルギーを選択するのか、自分で考える力を養うこと、である。

世界を代表する企業が自然エネルギーを選択し始めている現実と、環境教育の成果は無関係でないと思う。

2013年2月18日月曜日

環境教育の本質

「環境教育の本質は、答えのない問題にどう向き合うのか、どんな暮らしをするのか、どんなエネルギーを選択するのか、自分で考える力を養うことにある」

キープ協会 川嶋直先生 『オルタナ30号』より

環境教育に限らず、教育の本質と置き換えてもいい言葉だと思う。環境教育に携わる者の端くれとして、心に留めて迷った時の指針としてしていきたい。自分の未熟さを痛感する。

2013年2月17日日曜日

少年ナイフ✖bloodthirsty butchers

              
少年ナイフ✖bloodthirsty butchers@渋谷WWW(何て読むの?)に行ってきました。両方とも大好きなバンドなので本当にこれぞ夢の共演っていう感じで最初から最後まで楽しむことができました。

両バンドとも好きなことを貫いて20年以上。途中メンバー編成は変わったりしたけれどコアとなるものは変わっていない。1mmもブレずに自分たちの音楽を鳴らし続けてきたことに今更ながら感動した。

ナイフの途中、ブッチャーズのヒサコさんが加わって4人で演奏した。それも揃いのコスチュームで。ナオコさんに感想を訊かれ「新入社員になった気持ちです」と答えたヒサコさんが異常に可愛かった。

アンコールは両バンドのフルメンバーで登場。ラモーンズのカバーで締めた。全員、ただの音楽好きになって思いっきり演奏していた。その姿がとても感動的で、ちょっと涙ぐんでしまった。バリバリのロックンロールなのに。

2013年1月11日金曜日

MUSE@たまアリ


MUSEの来日公演初日に行ってきました。明日の公演SOだけど今日は当日券も出たくらいやや空いていた。アリーナ席の中くらいのいい位置で見ることができて良かった。

ライブは演奏、セットともにスケールが大きく、世界的成功を収めているバンドに相応しい圧巻の内容だった。正直、ちょっと大きすぎて別世界な感じがして引いてしまう部分もあった。そういう意味では新譜からの「マッドネス」は比較的ミニマムで親しみやすく心地よく聴けた。いい曲だと思う。

途中、ステージを降りて観客とタッチをしながら通路を歩いてくれた。自分がいたところから3メートルくらいのところまで来たときはちょっとドキドキした。それが今日一番嬉しかったことかも知れない。

2013年1月10日木曜日

『聞く力』『わかりあえないことから』


コミュニケーションに関する新書を2冊紹介。アガワさんのベストセラー『聞く力』と平田オリザさんの『わかりあえないことから』。どちらもとても面白い内容だった。そして、とても似ている本だと思った。

コミュニケーションのハウツー本はたくさんあるが、本質を見つめる本はとても少ない。この2冊はとても謙虚に、正解のない「コミュニケーション」に対して、どうすれば少しでも豊かな「コミュニケーション」が取れるのか真剣に向き合っている。また、読んでいて優しい気持ちになれる文章で書かれている。

言葉は「伝えるため」のものではなくて、「届ける」ことが重要だとずっと思っている。「受け取って」もらってはじめて言葉は伝わるものだから。「受け取る」側の読み手を大切にしていることが伝わるいい本だった。