2024年6月4日火曜日

ザ・クロマニヨンズ@東京ドームシティホール

ザ・クロマニヨンズの新譜「Hey Wonder」のツアーに行ってきた。今月は週1のペースでライブなので、子どもたちと一緒にいられなくて申し訳ないと思い、最後まで行くか行かないか悩んでしまったけど、行ったらやっぱり最高に楽しかった。

今日のヒロトのMCは、いつも以上に内容が面白くて、いつも以上に徳をした気分になれた。ライブ自体は、これはいつも通り外しようがないくらい素晴らしく、最高のロックンロールを聴きたければザ・クロマニヨンズのライブに行くほかない、と言えるくらいの出来だった。

今回は3階バルコニー席の最前列で観たのだけど、アリーナのオーディエンスの盛り上がりがよく見えて、きっと平均年齢高いだろうけど、凄いなぁと思わず感心してしまった。ザ・クロマニヨンズのツアーは毎回アルバムの曲順通りに演奏するのが定番だけど、今日はA面の後にエイトビートとか代表曲を演って、それからB面に移り、B面最後の曲の前で、また紙ヒコーキとかの代表曲を演る構成だった。

僕的なハイライトはB面の「メロディー」。この曲は美しいメロディーラインにのせて「ああメロディー、虹の彼方 ああメロディー、無限にあなた」とヒロトが優しく歌う。グリーンデイのビリージョーアームストロングもそうだけど、パンクロックにはパンクロックでしか歌えない優しさがある。そんな優しい歌を聴くと、切なくて泣いてしまいそうになる。

2024年5月28日火曜日

SCANDAL@ZEPPhaneda


 Scandal@zepphaneda。開演10分前くらいに入場したらもう立ち入る隙間のないくらい満員だった。長年の感で後方の見やすい立ち位置を確保して一安心。それにしても開始前からすごい熱気だった。

今回は最新AL「LUMINOUS」の国内ツアー最終日。このALは途中のMCでメンバーも「過去最高」という旨のMCをしていたけど、僕的にも過去最高どころか、今年聴いたJPOPの中で最高レベルの作品だと思う。良い意味で余裕が感じられ、楽しみながら音楽を創っていることが音から感じられるALだった。

ライブは「LUMINOUS」からの楽曲を中心に展開され、中盤は他の会場では演奏しなかった僕が大好きな楽曲「最終兵器、君」を披露し、そこから「テイクミーアウト」「Fuzzy」と流れるようなアッパーな楽曲で会場を盛り上げたのは、今日はここに来て本当に良かったと思えるとても心地よい瞬間だった。

次回はファンクラブ限定のカラオケナイトを8月に企画していることを最後に報告。歌える自信はないけど、とても楽しそうなイベントなので行ってみようかなと検討中。

2024年5月2日木曜日

Incubus @ 東京ガーデンシアター

 Incubusのライブに行ってきた。前に観たのが11年にリリースされた「if not now, when」のツアーだったから10年以上振り。確か廃業した新木場SCで、ワンオクが前座で出てた気がする。

ライブはとても良く、ここ5年間で観たなかでは間違いなくBEST10に入る素晴らしい内容だった。セトリはモーニングビュー、メイクユアセルフからの楽曲が中心で、個人的に好きな「if not now, when」の曲を演奏しなかったのは残念だったけど、それでもIncubusファン的にはBESTと言える選曲だったと思う。

MCを挟まない、全く無駄のないタイトな進行で、常に盛り上がりのピークを維持し続け、90分強の時間が本当にあっという間だった。音質も音圧も文句なしに最高レベルで、バンドのレベルと会場のレベルが見事にマッチしていて、違和感がなくとても気持ちが良かった。

バンドは17年に「8」を出してからアルバムをリリースしていない。4年~5年スパンは海外では珍しくはないが、願わくばそろそろ新譜が聴きたい。現役感バリバリのライブを披露してくれただけに、ものすごく楽しみにしている。

2024年4月30日火曜日

Ado @ 国立競技場

 Adoのライブに行ってきた。会場は国立競技場。何百とライブに言っているけど、国立競技場は初めて。現地について会場の大きさに驚いた。代々木体育館くらいと思っていたけど、全然規模が違って、Adoの人気の凄さが伝わってきた。

以下、ライブ後にした妻との会話

「帰ってくるの早かったね。どうだった?」

「アンコール聴かずに帰ってきた。何か音が小さくてイマイチだった。」

「そうなんだ、それは残念だったね。」

「会場を見て、ドームとかと一緒で音響が悪いだろうな~と思ったけど、その通りだったよ。」

「そっかぁ、じゃあみんなガッカリだったかもね。」

「いや、ライブ自体は盛り上がってたから、99%のお客は満足したんじゃないかな。人生で一番のライブだったって言う人も多いと思うよ。演出は凄かったから。」

「へぇー、そうなんだ。」

「うん、ただ、俺は何百ってライブ行って耳が肥えてるから。」

「そうだよね。」

「あと、最近のアリーナ規模のライブだと、会場で光るリストバンド渡されて、それが無線でライブの最中に光って、演出の一部になるんだよ、それも嫌だったな。」

「そんなのあるんだ、それは嫌だね。」

「でも、ほとんどのお客はノリノリで満足していたと思うよ。」

「まぁ、そうじゃないとやらないよね。」

「この前のバンプのライブでも同じだったよ。つけなかったけど。」

「あ、これ。」

「そう、メルカリに出品している人もいるから、出そうと思う。」

「そうしたほうがいいよ。」

「やっぱりライブはライブハウスの方がいいな。おとといのリンダ&マーヤとかnoodlesのライブの方が圧倒的に良かったもん。お客は40人くらいだったけど。」

「そうなんだ。」

以上。

と、まぁ、こんな感想だったのだけど、ネットニュースで同じようにAdoのライブの音響の悪さを指摘して、それが話題になっている記事を今日見つけた。

やっぱり、そうだよな、と思う。国立競技場とか、東京ドームとかでやるもんじゃないよ。やるにしても生バンドの演奏はダメ。Perfumeみたいな打ち込みベースならいいけど。

2022年7月17日日曜日

キノコを巻き上げ

長女がたくさん面白いことを話す。今までに本当にたくさんあって、それらを書き留めてこなかったことが勿体なかったなぁと思う。

最近は、幼稚園で行うキャンプファイヤーに向けて例の歌を歌っているのだけど、歌詞が「火の粉を巻きあ~げ~」が「キノコを巻きあ~げ~」になっている。

杜人、環境再生医 矢野智徳の挑戦

杜人、環境再生医 矢野智徳の挑戦、という映画を見てきた。エンドロールによく知る親友の名前が出てきて驚いた(笑)映画は僕にはちょっと難しい内容で、特に造園に関する技術的なことはあまり正確に理解できなかったと思う。ただ、コンクリートで覆われた土地に、風と水の通り道を作ることで、その土地が回復し、そこに育つ生態系も本来の姿を取り戻していく、という感じで受け止めた。環境再生医として数々の自然を治してきた矢野さんの技術は、一朝一夕に誰もが学べるものではないと思う。そして、自然がダメージを受けていく速度は、人々が技術を習得するより格段に速い。だから絶望的な気持ちにもなるけど、できることをやらないといけないと改めて思う。

2022年7月11日月曜日

夢見る小学校

夢見る小学校というドキュメンタリー映画を見てきた。これは全国の教職員にぜひ見てほしいと思う内容の映画だった。こんな学校があるんだ!とまさに目から鱗で、自分の子どもたちを通わせたいなと思う学校だった。僕は子どもたちに、自分で考え、判断や選択ができる自立した人間になって欲しいと考えている。映画で紹介された体験学習や、カリキュラムを子どもたちで作ることや、子どもが大人と対等の立場で学校運営に参加する在り方などは「自立」を育む上でとても大切な要素なんだと感じた。この学校の設立者の堀さんは、ニイルという教育学者の「教育」を日本で展開するために、自分で理想の学校を作り上げていった。今も現役で英語のカリキュラムに携わり、日本各地にある自分で設立した学校を車で移動している。この信じられないくらいの熱量こそが、理想をカタチにした原動力なのだろうと思った。