2010年1月7日木曜日

先輩隊員の活動報告会

明日、2年間の任期を終え、日本に帰国する先輩隊員の活動報告会がありました。先輩方、活動本当にお疲れ様でした。



この先輩方とはそれ程たくさんの接点があったわけではありませんが、多くのことを学ばせていただけたと思います。今日の報告会でも活動の参考となるよいお話しがたくさん聞けました。その中からいくつかのメッセージを紹介します。

「子供は帰るべきところより、向かうべきところがあったほうがいい」
「子供の頃から色々なものを見るのは引き出しを増やすことになる」

私も子供と接する機会があると思うので、心に留めておきます。

「授業の目的を先生に伝える。そうするほうが自分が話すより伝わる」
「役割分担は重要。けど目標の共有はもっと重要」

すごく参考になります。すぐ実践に繋げていきたいです。

そして今日一番良かったことは、8名の先輩隊員全員がとっても清々しく、すっきりとした表情をしていたこと。私も帰国時にそうなれることを目標とします。

報告会というよりはまるで卒業式のような、あったかい涙があふれる素敵なひとときでした。

2010年1月6日水曜日

あったかい室内

こんばんは。ボブ・デュランの来日、ZEPP公演に衝撃を受けています。デュランがZEPPで。。観たい。観たすぎる。一時帰国しようか、どうしようか。中島みゆきも行くんだろうな、きっと。

さて、ここUBは最近とっても寒いです。-30℃を下回るのは当たり前。寒いときは-40を下回ってると思います。が、室内はとってもあったかいのです。まず、下の写真。どの建物にも完備されている温水暖房器具「パール」。アパート等の建物の暖房器具はこれです。ヨーロッパもこれが主力ですね。



これでどれくらい室内が暖かくなるかというと、半袖半ズボンで過ごせるくらいです。外は-40℃でも。ただ、地方に住む隊員にきくと、UBは比較的暖かいようです。

そして、室内の暖房効果を高める三重窓。もし窓がガラス一枚だったら、きっと室内も凍るでしょう。



日本も北海道では窓が二重だと聞きます。関東も冬場は相当寒いので、二重窓にすべきだと思います。そのほうが断熱効率が高まり、省エネにも繋がるのではないでしょうか。朝、寒くて起きるのが億劫になる日本の室内。きっと需要は高いと思います。

2010年1月4日月曜日

日本の遊牧民

お正月と言えば寅さん。私の中にあるお正月のイメージは寅さんです。実家が帝釈天から徒歩15分くらいの所なので、子供の頃から寅さんに親しんでいました。お正月に家族でよく見たものです。



寅さん。よく考えてみると、遊牧民のような生活をしています。帝釈天を拠点とし、鞄一つで日本全国を放浪するさまはまるで遊牧民。牧畜はしていないのでただの遊民とも言えますが。。

寅さんのように生きられたら。映画の中での世界。無理だと分かっていても多くの人が憧れたことだと思います。遊牧民をみて寅さんを思う。そして寅さんのいなくなった日本を寂しく思う。そんなことを考えたお正月でした。

リリィ・シュシュのすべて

モンゴルに来てから映画をほとんど見ていない。一度映画館の雰囲気を知りたくてモンゴルコメディーを見に行っただけ。見たい映画がかからないというのも少し残念なこと。贅沢な話だけれども。

私の好きな映画。ケン・ローチ監督の作品がとても好きです。そして岩井俊二監督作品。中でも「リリィ・シュシュのすべて」が一番好き。



どうしようもなく憂鬱な映画なのに優しい。不思議な映画です。この映画をみて、憂鬱であることは優しいことなんだな、って思いました。絵で例えるとシャガールのような、そんな感じです。分かりますか??今日は大切な人が帰国してしまったので、ちょっと切ない気分の一日でした。

2010年1月3日日曜日

羊肉

大学の恩師である平山先生のブログから、羊肉に関する興味深い考察を紹介します。モンゴル隊員にはぜひ読んでもらいたいコラムです。

http://www.hirayama-body.com/column/2009/12/%E7%BE%8A%E8%82%89.html
( 平山身体文化研究室より )

ご存知のようにモンゴルの主食は羊肉(地域により違いはあります)です。肉の無い料理は料理では無い!と言われるくらいどの料理にも肉が入っていて、メニューに特別な表記が無い限りは羊肉です。羊肉といっても日本のエスニックレストランで食べられるラムやマトンとは違い、もっとゴリゴリしていて硬く、野性味溢れるお肉です。

モンゴル人は自国の肉に関してはとても誇りを持っている民族です。モンゴルの家畜は草原で自分の好きな食べ物を食べている。だからとても健康な家畜に育っている。その肉の味こそが本当の肉の味だ!と、とある大臣が言っていました。なるほどな、と思います。日本に帰国しても、あまりモンゴルのことは恋しく思わない気がするのだけど、羊肉に関してはきっとまた食べたくなると思います。

2010年1月2日土曜日

Declare Independence

モンゴルで迎えたお正月。久し振りにゆっくりとDVDを見たり、本を読んだりしました。また明日から活動再開です。

私的2009年ベスト・ディスクにノミネートしたビョークのヴォルタイック。このDVDに収録されている「Declare Independence」のパフォーマンスは悶絶もの。一見の価値有り。




「Declare Independence」は、デンマークに属するグリーンランドとフェロー諸島の独立運動について書かれた曲。ライブでは「独立を宣言しろ!」と、攻撃的なビートに乗せて過剰なまでに扇動的にフロアを盛り上げる。一度は生で聴いてみたい曲だ。



ちなみに上海の公演では、この曲の最後にチベット!チベット!と叫び、中国政府から批判されてしまった。チベット問題に関しては、ダライ・ラマは独立を望んでいるわけではないので、やり過ぎてしまったのではないかと思う。しかし上海のライブでチベット問題を喚起する行動をとったことはすごい。本物のアーティストだと思う。

それにしてもビョークの音楽のエネルギーは凄まじい。怒りだか祈りだか分からない彼女の音楽は稀有だ。

2010年1月1日金曜日

『社員をサーフィンに行かせよう』

明けましておめでとうございます。モンゴルでは新年を迎えた、という感じはあまりしませんが、今年もよろしくお願い致します。初詣にガンダン寺いってきました。年始から結構たくさんの人がいて驚きました。

今年最初の今日の1冊。パタゴニア創業者イヴォン・シュイナード氏に経営本『社員をサーフィンに行かせよう』です。


( イヴォン・シュイナード 森摂訳『 社員をサーフィンに行かせよう 』東洋経済 )

社員をサーフィンに行かせよう。とはまさにそのままで、パタゴニアの社員はいつでも好きなときにサーフィンだろうがクライミングだろうが自分の好きなスポーツに出かけていいようです。そうすることにより社員の自己管理能力や、スポーツに対する知識が磨かれ、結果としてビジネスにプラスになるとのこと。アウトドア専門メーカーであるパタゴニアならではの経営だと思う。

それよりも本書で驚かされたのは、パタゴニアの環境問題に対する取り組む姿勢。パタゴニアは企業は誰のものか、という問いに対して「地球環境」という明確な答えを持つ。そしてビジネスを環境問題を改善するための方法として選択し、徹底して実践している。この本を読むと、パタゴニアは単なるアウトドアメーカーではなく、環境問題に対するトップランナーだと言うことがよく分かる。すごい企業だ。

私自身、衣料の環境に対するインパクトをすごく軽視していたことに気付かされた。オーガニック・コットンに対する意識や、クリーニングが与える影響などは気にはしていたが、Tシャツのプリント一つに対する環境影響については無知だった。衣料という最も身近な必需品だからこそ真剣に考えなくてはいけないはずなのに。環境教育隊員として恥ずかしいです。

知ったからには行動しなければならない。少しでも賢い消費者となるように、私もアクションを始めます。