2011年2月13日日曜日

みこう@どこでもやってける自信


(日経新聞朝刊:2011.2.12)

昨日のSUAGEに書いた日本国の債務の話、たまたま12日の日経朝刊にも出てた。この借金、16年にはGDP比270%になる見通し。こんな状況なのにどうでもいいようなネタがニュースを賑わしているのが信じられない。

若者はグローバル化していかないと生き残っていけない。老人たちは逃げ切れるから必死にならなくてもいいけど、若者はその雰囲気に呑まれてしまっては助からない。これは既にわかりきっている事実だと思う。

私が憧れる友人にも、早くからこのことを意識して行動しているひとがいる。ニックネームみこう。いまは協力隊員でルワンダで活動している。天性の明るさと身体で自然エネルギーを発電しているような存在。

彼女が5年位前に放った言葉。

「就職は若いほうがしやすいかと。 色んな人生経験よりも実際の実務経験がないと、中途採用枠じゃ雇ってくれないからねぇ。。。」(みこうのマイミクさん)

に対し、

「就職はさ~、就職の面接官にいいと思ってもらえる職歴より、世界中自分はどこでもやっていけるってぃぅ自信が欲しい☆ あはは♪」(みこう)

世界中どこでもやっていけるってぃぅ自信。5年位前の発言だけど、衝撃的だったので記憶に粘り、特に最近よく思い出します。自分は世界中どこでもやってけるのか??少し自信はある。もっと確かなものになるように励みたいと思う。

2011年2月12日土曜日

個人の危機、国家の危機、地球の危機



柳井さんと大前さんの共同執筆『この国を出よ』を読んだ。

国の債務がGDP比の200%を超えてしまった日本。国家が破綻する崖っぷちにいながらも危機感を持てない政治家。いざとなったら国が何とかしてくれるだろうと同じく危機感を持てない国民。

海外に視点を転じれば過去に例をみないビジネスチャンスが転がっている現状。若者は自らのチカラで生き抜くチカラを見につけるべく海外に飛び出し、グローバルな人材となってこの国を復活させる以外に危機を乗り越える方法はない。とても鼓舞されるメッセージに溢れた内容だった。

出来れば電子メディアで無償で、もしくは内田先生のように著作権を放棄してでも、いますぐ一人でも多くの若者に届けなければならないメッセージだと思う。

本書に付け加えるべき点が一つ。国家の危機、個人の危機よりも意識することが難しい危機として「地球の危機」がある。このままではあと3~5年で国が破綻するかも知れない。それと同じようにこのままではあと20~50年で人類は地球に住めなくなるかも知れない。

「地球の危機」の意識を持つためにも“この国を出”ることは必要だと思う。世界で何が起こっているのか、特に途上国と呼ばれる地域で環境がどのように変化しているのか、それを目の当たりにしたらこのままではいけないと考えざるを得ない。

2011年2月11日金曜日

「洋菓子店コアンドル」にみる非正規ルートの王道化



本日公開の映画「洋菓子店コアンドル」を見てきた。全てが予定調和のシナリオでありながらドキドキ魅入ってしまう。主演、蒼井優の名演が成せる技だと思う。ほんとズバ抜けた才能だと思う。

恋人を追って鹿児島から上京してきた蒼井優が、行き場を失って小さな洋菓子店に住み込みで働き始めるところから物語が始まる。一筋縄ではいかないお店のスタッフや、パティスリーとしての壁にぶつかりながら成長し、人間関係も好転させていく。

そして最後は成功への大きな道が切り拓かれる。脚本の素人でも思い付きそうなストーリーだと思う。でもこれって映画の中の話というより、現実世界での成功物語(成功の定義はお任せします)を描いているようにも見える。

・経験無し、勢いだけで現場に飛び込む
・様々な壁にぶつかりながら、人間関係に育てられ、太い人脈を築き上げる
・その人脈に支援され、次の大きなステージに挑戦する

この言わば“非正規”ともいえるキャリア形成、実はいま世間で注目されている起業家たちに共通のルートなんじゃないかと思う。そして“非正規ルート”が王道化してきているのではないかと。

このガラパゴス化した時代における生命力とは何か。蒼井優の演技を見ながらそんなことを考えさせられた。映画自体もスイーツを扱う内容だけに甘く、帰り道にipad検索して劇場近くの洋菓子屋さんできっちりケーキも食べてきた。いい〆方だったと思う。

2011年2月10日木曜日

寝ながら

書いています。ipadで。

今月から色々と新しいことがスタートして、あっという間に10日が過ぎた。時間が経つのが久々に早く感じたけど、そのぶん夏フェスが近づいたから嬉しい。

島根で頑張っている友だちに連絡したら夜9時に寝て2時に起きる生活をしているそうだ。農人なのでそういうライフスタイルになるらしい。モンゴル人の友だちのT君も、仕事の関係で10時に寝て1時に起きている。

今日はすこし二人を見習って10時に布団に入ったけど、こうしてipadしているようだからダメだな。。

この前読んだ『自分の頭で考えるということ』に、ネットに繋がっている時間が長い程、考える時間が少なくなる、って書いてあった。薄々気付いていたけれど、これは本当だと思う。

Ipadはもの凄く便利で、仕事にも役立ち簡単に手放せないけど、付き合い方を考えなければいけないと思う。

お休みなさい。

のし

2011年2月9日水曜日

ディスメンバメント・プラン@O-Nest



ディスメンバメント・プラン@O-Nest。とーっても楽しいライブだった。このバンドが1999年に発表したロック史に残る名盤「Emergency and I」がすごく好きで一度生で聴いてみたかった。知名度高くないからなかなか来日しないからね。

序盤は、Voトラヴィス・モリソンが穏やかな表情で会場全体を暖め、とてもリラックスした雰囲気で演奏が進んだ。中盤の「What Do You Want Me To Say」まで完璧なポップネス。まるで湯船につかっているいるような心地よさ。

中盤から終盤に向けてはフロアを爆発させる力技の楽曲構成。昨日Liarsもそうだったけど、小さい箱での轟音は脅威。前の方にいたけどもみくちゃにされて大変だった。

お客さんとのコミュニケーションも終始忘れず、親密で昔からの友だちの集まりのような感じがするライブだった。繰り返すけど知名度は高くないので、このバンドが好きでたまらない人が聴きに来たのだと思う。バンド、ファン双方にとって幸せな夜だったと思う。

2011年2月8日火曜日

Liars×にせんねんもんだい@O-West



Liarsとにせんねんもんだい。アート系インディーロックファンにとってはちょっと豪華な組み合わせ。会場はO-West。せまい箱なのでお客さんがぎっしり。あつい。

にせんねんもんだいは今夜初めて聴いた。ドラムが途轍もなくすごかった。去年フジでみたゼムクルックドのデイヴよりもすごかった。とても二本の手足で演っているとは思えない。ぽか~んと口をあけて見惚れてしまった。

比較的テンポ良くセットチェンジが終わり、21時ちょい過ぎにLiarsスタート。音がデカイ。バスが全身に響く。Voは身体をくねらせたり震わせたりして怪しい。ちょっとアブナイ人に見えた。

演奏が扇動的だった。音のデカさと反復ビートで煽ってくる。大音量の持つ暴力性がストレートに伝わってきて、気持ちが徐々に感化されていくのがわかる。

たまにロックを怖いと感じるときがある。今日の、特にLiarsのライブは会場の熱気の中でも醒めた怖さを体感した。

2011年2月7日月曜日

『自分の頭で考えるということ』



今日の一冊。羽生さんと茂木さんの対談本『自分の頭で考えるということ』。個人的にものすごく読んでみたくなるタイトルです。

面白かったところ。

「人間が生きる中にもいろいろな失敗や成功体験があるのですが、失敗の理由を学ぶことは、ほとんど心理的にできないんです。」(本文より:茂木さん)

将棋は終局の後に感想戦(検討)という反省会のようなものをする。これが"失敗を学ぶことが心理的にできない"ことを意識的に行っているということで、棋士の脳活動が普通ではないと指摘している。

"失敗から学ぶ"というのは"失敗を考えること"が新たな着想を生むということなのだと分かった。

それにしても、普通ではない脳活動を日常的にしている棋士たちの進化に興味が尽きない。茂木さんもモッチーも言っているが棋士(将棋の世界)の進化は時代の先を行っているのだと思う。

その他、全編に渡り「美意識」がキーワードとなっていた。「美意識」は、昨今の急激な変化のなかで置き去りにされてしまっている代表的な意識かも知れない。そして美意識を求めることが"弱さ"に繋がらない谷川さんの棋風に強く惹かれた。(何のことか分からないと思うので読んでみて下さい)