2016年1月23日土曜日

行動経済学

東京新聞朝刊 2016/1/23
1月23日、今日はフジロック早割りの抽選受付開始日。今日の東京新聞の「考える広場」は行動経済学について。人間のどのような心理的な作用がどういった経済的な行動に結びつくのかを研究する学問で面白い。例えば、貰えるお金も「還付金」という名目か「ボーナス」という名目かによって消費に与える影響が異なるらしい。実験では、前者は貯蓄に、後者は消費にあてられたみたいだ。

記事で面白かったのは、幸福度が高まると生産性や問題集における正答数が高まるという実験結果があるということ。当然といえば当然な結果だけど、実証させると重みがある。これから試験前とかは落ち込んでいては損をするから無理にでもハッピーな気分に自分を盛り上げていきたいと思う(どうやって⁉︎)。

もう一つ面白かったのは、宝くじで高額当選を得た人は保守的になるという調査結果があるということ。それまで富の再分配に賛成派だった人が反対派に転向する傾向があるらしい。自己利益追求を是とする今の資本主義システムのなかではこれは仕方のない気もする。自分も10億とか当たったらそうなってしまう気がする。それが不幸への近道だと分かっていても。

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