2016年2月24日水曜日

マイナス金利はやっぱり言葉がまずかった。

2016/2/24 東京新聞

マイナス金利が期待する消費に結び付かず、逆に貯蓄増に繋がったという記事。まぁ、やっぱりね、という感じ。経済に詳しくなくても「マイナス金利」なんて第一感として不安を感じる言葉だ。行動が保守的になるのは当然だと思う。

以前、東京新聞で行動経済学についての記事を読み面白いと思った。行動経済学は、人間のどのような心理的効果がどのような経済的行動に繋がるのかを研究した学問。この辺は現政権の得意とするところと思ったがそうではなかったか。

この記事で気になったのは二人以上世帯の平均貯蓄額。その額は643万円。きっと多くの人がこの数字を目安に安心したり不安がったりするだろう。それとマイナス金利発表以降、金庫の売れ行きが好調というのが面白かった。金庫代より安心にかかるコストの方が大切ということか。


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