5/22(日)。初夏の風が気持ちいい。今日は映画「殿、利息でござる」を見てきました。
とても良い内容の映画で、これはぜひ多くの人に見てもらいたいです。公共の精神、清貧の思想など、普通に語れば胡散臭く、大切さ説けば説教臭く、そんなむず痒いテーマを、きちんとエンタメ化して最後まで面白く鑑賞できました。
↓ポイント3つ
(1) 実は実話です
予告編から耳について離れないC級の痛いダジャレ。でも鑑賞後は実話で良かったと心から思える内容です。パナマ文書で名を挙げられた方々はみて反省した方がいいでしょう。
(2) 意外と勉強になります
舞台は1770年代の江戸日本。当時の納税制度や貨幣価値、百姓とお上の関係などが描かれていて勉強になります。私のような日本史音痴でも取り残されずちゃんとついていける作品です。
(3) ツケっていいよね
今じゃ全く聞かなくなったツケ払い。これが映画の後半でちょっとしたエピソードを生み出します。無担保で「顔」だけで済ます「ツケ文化」。ノスタルジーにはまだ早いけど、それでもとっても憧れます。
実は阿部サダヲさんがあまり好きじゃ無くて見ようか迷った作品でした。でも見てよかった。阿部さんの演技も素晴らしく、偏見は捨てるべきと反省しましたね。
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