今回のPerfumenライブはセットがかなり大掛かりで、ツアー後半の米国でのライブを意識していることが伝わってきた。演出がSFというかスタートレックっぽかったし、きっと向こうでも受け入れられると思う。
ライブの内容は、いつもよりもMCが少なめ(PerfumeのMCは長い、アンジェラ・アキばりに)で、比較的テンポ良く進んでいった。スタンディングの客に気を使ってくれたのだろうか。曲も序盤にDream Fighterを投入して、その勢いで最後まで持って行ったのは、経験に裏打ちされた自信の表れだと思う。
後半には、前回のツアーでやったすごろくで曲を決めるパフォーマンスを披露し、最終日の公演ではすごろくで決まった楽曲を覆すという、何でもありの離れ業をやってのけた(チョコレイトディスコ→Glitterに変更)。自分たちの「好き」とファンの「好き」がシンクロしている。恵まれたアーティストだと思う。
4年位の前の東京ドームから、Perfumeは異次元に突入したと思っている。長かった下積み期間。アイドルの壁を突破したサマソニ&ソニックマニア。そして海外ツアー。前人未踏の経験を次々に重ねている。MCではマディソンスクエアを次の目標に定めた。NYまで行けないけど、自分の夢のように、叶ってほしいと思う。
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