残念ながら今号から不定期刊行となってしまったSIGHT。でも待った甲斐があっていつもの1.5倍くらい(いつものは偏差値80くらいの濃さ)密度の高い、読み応えのある内容だった。
それにしても発行人の渋谷さんはすごい。ロックに関わる人で一番本気で安倍政権や原子力ムラに代表されるヤバい社会と戦っている気がする。読んでいてその姿勢が伝わってくるし、自分もしっかりしなきゃって気にさせられる。
今回一番刺激を受けたのは高橋若木さんのインタビュー記事。時代に合わせてアップデートされていないリベラルの態度とその言葉が、有害無実になっているといるという指摘はまさにその通りだと思った。それに気付かずに体制批判しているのは、むしろ相手の思うツボに嵌ってるので、気付かなかった自分に何かとても反省した。
古賀茂明さん、白井聡さんの記事も面白く勉強になった。SIGHTはただ批判しているだけの本じゃなくて、読むと理論武装になるのがいい。薄くて軽くて802円。これはもう買うしかないでしょ!
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