東京新聞 2016.6.25
今年のフジロックにシールズの奥田さんが出演することにより、音楽の場に政治を持ち込むなという批判がでてきているらしい。記事でも指摘しているように、何を今更って感じで、本当にバカバカしい。当の奥田さんは「〜ロックが反体制一色だとも思わない〜」と言っている。
確かに反体制一色だとは思わないけど、日本では無味無臭のロックが溢れていてつまらない。ロックは政治的であってもいいし、アーティストとしておかしいことはおかしいと、もっと表現すべきだと思う。その辺は海外だとだいぶ事情が違っている。
最近だと、レッチリがサンダース氏を応援して話題になったし、レディへが新譜で移民問題を投げかけた(バーン・ザ・ウィッチ)。過去には反ブッシュで、ブルース・スプリングスティーンやレイジといった超大御所がスクラムを組んだ。結果は残念だったが。
スポンサーを気にして自由に発言できないのが日本のアーティスト。どうもそんな感じがしてならない。もちろんそうでない骨のあるアーティストもいる。アーティストには自分たちが言わなくて誰が言うんだっていうくらいの気概を見せてほしい。
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