2021年1月4日月曜日

アフガン・ウィッグス


去年はコロナでライブにほとんど行けなかったので、代わりにCDを例年以上に買った。特に、昔リリースされた作品をたくさん買った。たぶん、500枚以上は買ったと思う。全部聴ききれないと思いながらも、ジャケ買いしたり、名前を聞いたことあるけど聴いたことの無かったアーティストの作品を集めた。

当然、当たりも外れもたくさんあった。当たりだった作品をたまには紹介してみたい。最近よく聴いているのが、アフガン・ウィッグスというUSのグランジ系アーティスト。89年にSUBPOPからアルバムをリリースしていて、最近では再結成して2017年にもアルバムをリリースしている。

グランジが好きな人には受け入れられる音だし、サウンド・ガーデン的な力強さと、カイアスのようなストナーロックっぽい要素も感じる。どことなく不穏な空気をまとった音がカッコいいし、一聴して忘れらないキャッチーな曲もいくつかある。中でも「do to the beast」というアルバムは全体を通して高い完成度を誇る名盤だと思う。

時代はストリーミングだし、LPならともかくCDはもう流行らないフォーマットだと思う。けど、僕的には未だにCDを買うとワクワクするし、解説や歌詞カードを開くときの紙の質感がたまらなく好きだ。今年は購入は控えめにして、月に2~3枚、新譜を中心に買っていこうと思っている。

2021年1月3日日曜日

ちょっといい言葉


新年最初の東京新聞。下町ベンチャー経営者の子どもたちに贈る言葉。いい言葉だったので、そのまま書いてみる。

「夢は、いつ見始めてもいい。やりたかったら大人になる前に、今からでもメンバーになって」

「未来は創るもの。現場と本場に行きなさい。知りたいという好奇心が人を前に進める。」

好きなことに夢中で、挑戦している人の言うことはカッコいい。こういう大人に僕もなりたい。

2021年1月2日土曜日

盤上に君はもういない

今日の一冊。「盤上に君はもういない」。これまでに読んだ将棋を舞台とした小説はどれも面白い。この本も抜群に面白い一冊だった。

将棋界の「今」を適度になぞりながら、「女性棋士」の誕生という、ありえそうな未来とあってほしい未来を描く。

登場人物たち一人一人の生き様にフォーカスさせながら一つの大きな物語を進め、最後まで飽きさせない。良くできた構成だと思う。

棋譜とか出てこないので棋力に関係なく読める。けど、やっぱり将棋界について知っていると倍以上に面白く読める内容だと思う。


2021年1月1日金曜日

えんとつ町のプペル


えんとつ町のプペルを観てきた。色彩が豊かで、夢のある物語で、新年一本目としてとても良い映画を観ることができて、何か嬉しい気持ちになった。

父子の絆をテーマとした物語としては王道ゆくお話で、中盤からラストまでは予想を裏切らないベタな展開ではあったけれど、直球勝負でも打ち返されないだけの熱量を感じることができた。

たぶん、塞ぎ込んでしまいたくなるような今のご時世だから、考えることよりも、感じることを求めていて、そんな気持ちにハマった映画だったんだと思う。