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2019年11月3日日曜日

英語民間試験導入について

東京新聞 2019.10.30

大学入試の英語民間試験導入は、荻生田大臣の「身の丈」発言に批判が集まり今回は見送られることになった。どう考えても平等性が担保されないばかりか「格差」拡大に繋がりそうな施策なので、熟慮を要する当然の判断だと思う。

そして、今回の件をきっかけに7人に一人が「貧困」といわれる子どもの貧困問題や、拡大する経済格差についても、もっと深刻な問題として捉えて社会的に意識を喚起する必要があるのではないかと思う。

先日読んだ「東京貧困女子」もその前に読んだ「子どもに貧困を押しつける国・日本」も、拡大する経済格差は現実の問題であり、そしてそれは政府の(意図的な)施策によって社会構造化されてしまっていることを指摘している。

私は以前、経済的に困難な家庭の中学生を対象とする夜間無料学習教室の運営に携わっていたが、そこでも実際に経済的な理由から民間の受験模試を受けられない生徒が複数名いた。さらに、ある検定試験に今回受からなかったら、親から次はあきらめろと言われている生徒もいた。

いくら生徒本人にやる気があっても、それがそれほど高くないと思われるお金の問題で挫かれてしまうのは、もはや社会の底に穴が開いた状態なんだと思う。落ちたら這い上がれない。それが現実。

若者や真面目に働く人たちを犠牲にして成り立っているようなこんな酷い社会でも、そのことによって利益を得ている層が、実際の権力を手中にしている限りは本当に望みがない。選挙という手段が効果を生むと考えるには、市民の政治リテラシーが遠く追いついていない気がしてならない。書いていて滅入ることばかりで自分でもうんざりする。

2019年8月3日土曜日

日韓貿易紛争。きな臭ささを感じる


日韓の貿易問題について、日本政府の真の狙いは改憲なのではないかと思ってしまう。韓国政府の、中国、台湾などと比べても不公平な対応だという指摘はもっともな気がするし、それに対して詳細は言えないが韓国には問題があるという日本の主張は「ん?」と思ってしまう。
だからいまの時期に制裁的処置をとることは「今」しなければならない理由があるんじゃないかと勘繰ってしまう。それで考えられるのはやっぱり改憲だろうと思う。参院選で2/3をクリアできなかったから、世論をそっちの方に誘導していかないといけないし。
体験したわけじゃないけど、戦争前夜のようなきな臭い雰囲気が漂っている気がしてならない。米国の世論は韓国よりだというし、WTOが韓国の主張を認めたらどうなってしまうのだろう。すごく怖い。

2016年12月18日日曜日

Virtual Wife

BBC NEWS

ヴァーチャルワイフなるものが来年末以降に市場投下されるかも知れない。動画を見るとデスク上サイズで立体ホログラムのようなものだった。映画「her」を観てから、AIに恋する日は遠くないなと思っていたので、ついに来たかという感じです。

友達に話したらペットみたいな感じかな、と言っていて、なるほどと思いました。それと石黒教授が開発している、抱っこできるサイズのコミュニケーション・アンドロイド(テラノイドという名称だった気がする)も連想した。

どれも要は孤独対策。孤独とはどういうことか、たまに考えることがある。人といると1人になりたくなる時があるし、1人だと人といたくなる時がある。状態としてはどちらも孤独なんじゃないかと思う。常に孤独を抱えて生き続けているのが人間なのかと。

だとしたら、孤独は人によっては癒せないのかも知れない。自分自身の問題なのだから。そう考えて、このヴァーチャルワイフは価値ある商品なんじゃないかという気がしてきた。これによっては癒される孤独は、少なくとも当人にとっては本質的なもののような気がする。

2016年11月23日水曜日

モラルを語れる大人

宮崎駿監督がドワンゴ川上会長の企画に批判したという動画。僕の友達がブログで宮崎監督を批判していたので気になった。彼からは結構影響を受けているので。

ただ今回は、僕は宮崎監督の批判をもっともだなと思った。というか僕もこの動画を見て、監督と同じ理由で不愉快な気持ちになりました。

友達は「ルールの中での創意工夫をモラルを持ち出して否定する」と書いているけど、そもそもその「ルール」が絶対に正しいものだとは思えない。どんなルールだって人が決めたものだから。
そして「モラル」とはそんなルールの過ちを改善する必要な視点なんじゃないかと思う。

近江商人の三方よしは「売ってよし」「買ってよし」「世間よし」という言わばビジネスのルール。「世間よし」とは社会貢献の事を指すとされるが、自分たちのビジネスを外からの視点で見つめ直すことなんじゃないかと思う。

ということで、むしろ宮崎監督の批判は川上会長にとって、ためになったのではないかと思う。

2016年10月30日日曜日

電通過労死事件について

電通の過労自殺事件について思うこと。ニュースを聞いていると、長時間労働が論点になっているけど、それはちょっと違うんじゃないかなと思います。もっと直接のきっかけになったのは、職場の上司の態度じゃないかなと。「君の残業時間は時間の無駄」とか「目を充血させて職場に来るな」なんて言われたら、頑張っている本人はきっと絶望的な気持ちになってしまう。だから本当に許せないのは、こういうパワハラを平気でする上司であって、そこを改善しないといけない。

長時間労働については、勿論しない方がいいと思う。けどやむを得ない事情で、長時間労働が発生してしまうのは仕方ないことだとも思う。その際には、当然きちんと残業代が支払われること。そして上司や同僚が労いの言葉をかけてあげられる職場環境であれば、今回のような悲劇は防げるんじゃないかと思います。

以上のように考える根拠ですが、実はうちの相方は、自然エネルギー関連の仕事をしていることもあり、3.11以降、もう5年以上長時間労働が日常になっているからです。月に80時間を超えるのはざらで、海外出張も多く、側で見ていて、大変そうだし、家庭をかえりみない働き方に苛立ったりもします。けれど、本人が本当に活き活きと楽しそうに仕事をしているので、働き方の改善は、もうどうしようもないって半ば諦めました。

なので、電通事件を聞いて、同じ長時間労働でも、職場環境は雲泥の差だと思いました。勿論、長時間労働規制は重要な論点であることは間違い無いと思います。ただ、それと同じかそれ以上に、職場環境、特にパワハラについてもっと厳しくあらねばならないと思います。昔はこんなことパワハラでも何でもなかったというのは、体罰を教育と勘違いした戦前の思考と何ら変わりない。そう考えています。

2012年2月7日火曜日

国家による詐欺です



この記事を読んで愕然としました。詐欺の被害者となる55歳以下の世代は反乱しないのだろうか。私は三毒(怒り・妬み・愚痴)追放を心がけているのですが、憤死しそうな感じです。本当に許せない。

記事の内容は、55歳以下は払った額よりも300~700万円くらい受取る額が少なくなる見込みだそうです。それを政府が発表しているのです。

2011年8月3日水曜日

モンゴル☢処分場



モンゴルでの使用済み核燃料の最終処分場計画が着々と進んでいるみたい。

モンゴルは広い。人口が少ない。地震もないし、寒い。処分場候補地としてはロシアと並んで最有力なのはわかる。

でも、いいのだろうか。私はよくないと思う。

例えば、国益になるとの理由から、国民投票で処分場の受け入れが国民の総意として認められたとする。

日本は棄てたい。モンゴルはそれは受け入れたい。成り立つように思う。

でも、いいのだろうか、と思う。少なくとも真剣に未来を考えているようには思わない。

でも、反対ならなぜ、そしてどうすればいいの、と問われる。

うまく答えられない。

2011年7月14日木曜日

一国の首相が脱原発を決めたのに

昨日、管総理が原発の無い社会を目指すと記者会見をした。

この問題に対する関心の高い我が家ではそれはもう凄い盛り上がりでした。

けど、今朝のNHKのトップニュースはなでしこジャパンだったようです。管総理の発言は熱中症の後の三番目くらいだったみたい。ウチにはTVが無いので聞いた話ですが。

それってどうなの?いくら辞めることが決まっているからといってもまだ総理でしょ。その人が「脱原発」とも言えるようなこの国のビジョンを語ったのになでしこジャパンや熱中症のニュースが優先されるなんて。

何か間違っている感じがします。少し前にも書いたけど「未来」を決めるのは私たちの世代なのに。

2011年7月5日火曜日

全開ガール



山の手線の中釣り広告で見かけた「全開ガール」。このドラマ流行るんじゃないかなと思う。

「夢は国際弁護士、好きな言葉はキャリア、男の価値はお金と地位、イクメンなんて問題外ですが何か?」そんな感じで畳み掛ける広告のわかりやすさに笑ってしまった。

価値観あえて対立させて誰もが分かりやすい構図に落とし込む。その分、話がしやすくなるので話題になりやすい。

いまは●●男子とか◆◆女子とかっていうカテゴリ言葉が反乱しているから、この古典的な手法が使いやすいのだと思う。SとかMとかもそうだし、血液型なんかも似たようなもんだと思う。

でも実はこういう捉え方をすると本質の理解からは遠ざかってしまう。カテゴリってそもそも状況を分かりやすく把握するためのものだから。深く考えることとは性質が異なる。

ともあれ、面白そうなドラマで興味がある。TVがないので見れないけど、DVD化されたら借りてみようかなと思います。

2011年1月5日水曜日

日本版ギャップイヤー


(日経新聞朝刊:2011.1.5)

JICAが日本版ギャップイヤーを提言するらしい。ギャップイヤーとは英国で普及している制度で、大学入学前の1年間をボランティアやバイト、語学学習に充てるというもの。

日本版ではJICAが提言することもあり、海外でのボランティアや医療、福祉の現場で働くことを奨励するようだ。

こういった制度、というか考え方が根付くの基本的にいいことだと思う。生き方の多様性に繋がる。ただ、すこーしだけ「おせっかい」かな、とも思ったりする。

10代後半は「自分探し」をしたくなるものだと思う(私の世代はきっとそう)。制度が無くたって、むしろ制度が無いからこそ、冒険心のような気概を持って「冒険」ができるのだと思っている。

全く個人的な話だけど、私自身、大学入学前に1年間英国留学し、そこで語学学習やボランティア、異文化体験をしてきた。制度があっても無くてもそうしただろうけど、制度が無かったぶん自分で道を切り開いている感覚を掴むことができた。

就職に関しても、1~3年の遅れははっきり言って無いに等しい。要は学生のうちに何をし何を学んできたかが勝負所。差が着くのはそこ。ギャップイヤーの有無と就職はそれほど関係しない。

話⇒少飛

大学は全入時代になってそれぞれの個性が極端に無くなってきた気がする。制度化されるということは、気をつけないとそういう危険性も孕んでしまう。多様性を求めた結果、逆効果が表れる可能性も、ということ。

今回の提言はそこまで話は飛躍しないと思うが、少し気になったので書いてみた。

2010年11月10日水曜日

心の飢えが蔓延している



テラ・ルネッサンス・ウガンダ駐在代表小川真吾さんのインタビュー記事から(日経アソシエ:2010.10.19)。

「日本人はインドに来なくていい、日本ではホームレスの人の横を一般人が見向きもせずに早足に歩いていく。食べ物の飢えはないけど心の飢えが蔓延している、日本でやることは山ほどあるよ」

と、マザー・テレサは言っていたそう。

心の飢えが蔓延しているなんて言われたら日本人として悲しくてしかたがない。客観的になったつもりで「あぁ、そうだよなぁ」なんて評価してはいけないことのような気がする。

「心が飢えてるね」

声が聞えてきそうだ。やっぱりこんなことは言われちゃいけない。そう思う。

2010年11月6日土曜日

自分が少数派だと感じる瞬間

黒澤明監督の生誕百周年記念ということで近所の映画館で公開中の「七人の侍」を見てきた。名作は劇場で見たいと思う。だからタイミングよく見れてラッキーだった。スクリーンで見るとやっぱり迫力がぜんぜん違う。


話⇒変。

自分が少数派だと感じる瞬間がありますよね。私は、人と違うね、とか、変わってるねって言われるのは正直どう受け止めたらいいのか困ります。いちおう褒め言葉だと思うようにしていますが。きっとそうではないのでしょう。

それで、自分が少数派だと感じる瞬間は、

1.TVを見ない。(最近TV無し層は増えていると聞きます。私は15年近くまともに見ていません。)
2.結婚(式)に対する意識が希薄である。(特にありきたりの結婚式はどうでもいいと思っている。)
3.徒歩1時間圏内なら歩いて目的地まで行く。(散歩が好きなんです。)
4.薬を飲まない。(薬の効用をあまり信じていないです。)

こんな感じです。ほかにもきっとあると思うのですがパッと思いつかなかった。。指摘したい方は指摘してください。


話⇒変②。

重松さんの『希望が丘の人びと』と金原さんの『アッシュベイビー』を読んだ。



つい先日『涙の理由』で重松さんと茂木さんの対談を読んだので、同時期に書かれていたこの小説にとても興味があった。『涙の理由』が小説の主人公たちの涙の理由を感じるよい助けとなっていたように思う。



『アッシュベイビー』は蛇ピの金原さんの二作目。おそらくこの人の才能は抜きん出ていて、追いつけないといかついていけないところがある。でも記憶に残る表現力を持つな作家なので文章に中毒性がある。これからも読み続けると思う。


明日もよい一日でありますように。

2010年9月6日月曜日

クジラ肉裁判の判決

平成22年9月6日。グリンピースのクジラ肉裁判の判決がでました。佐藤潤一、鈴木徹の両被告に対し、懲役1年、執行猶予3年の判決です。

クジラ肉裁判は、公金が投入されている調査捕鯨船乗組員が、不正にクジラ肉を横流ししているのを告発するため、輸送途中のクジラ肉を確保したところ、逆に窃盗罪で起訴された裁判です。

勿論、佐藤氏らにクジラを私的利益の為に横領した意志は無く、その行動と目的、そして経過について情報公開をいています。

不正に行われている事業を告発するという市民にとっての公共の利益のために、ジャーナリストやNGOが職業的性格上、軽微な犯罪を犯すことの正当性は認められないのか。これが今回の裁判の一つの大きな争点です。

今回の判決では「考え」や「情報」を盗むのならともかく、不法に建物に入り「モノ」を盗むことは度を越している、との判断だったようです。


なんかおかしいと思う。とっても公正を欠く判決だと思う


今まで不正にクジラ肉を横流し、私利私欲を満たしてきた人たちはどんな心境だろう。きっとホッとしてラッキー!くらいにしか思っていないんじゃないだろうか。

正直者がバカをみる社会、日本。それってとっても嫌な社会だ。今回の裁判の結果が、市民社会の正義ある行動に萎縮効果を及ぼさないことを願う。

参考記事はコチラ
グリンピースHPはコチラ

2010年8月19日木曜日

小さな欠点はたくさんあった方がお得だと思う

人間ちいさな欠点はあった方がお得だと思うときがしばしばあります。

例えば、友人に非常に好き嫌いが多く、偏食な奴がいます。周りの友達は彼の偏食っぷりを知っているので、たまに彼が頑張って嫌いな野菜とかを食べたりすると、

「すごいね!よく頑張ったね!」とか「エライ!努力してるね!」

なんて手放しで褒めちぎります。自分も日本人らしくその場の空気を読んで、

「すごいじゃん!おれも見習おう。」

なんて心にも無い言葉をかけたりしているのですが、本音は、

いや、それって褒めること??」って思ってます。

他にも、遅刻常習犯の友達がたまに時間通りに来ると、

「やればできるじゃん!」とか「成長したね!」

って温かい言葉をかけられたりしていますが、本音は、

いや、時間通りに来るの普通だから

って思ってます。

褒められると嬉しいですよね。褒められてどんどん成長していくタイプって結構いますよね。

結論:とんでもない欠点でなければ、欠点はあった方がお得だと思います。

私は、周りから欠点の少ない人間だと思われていると思うので、ちょっと人生戦略失敗したなと思います。

2010年8月12日木曜日

次世代自動販売機



お客の年代と性別を見分け、おすすめ商品を提示する「次世代型自動販売機」が登場!

朝のラジオで聴いて思わず吹き出してしまったニュースです。詳しくはコチラ

最近は何でもかんでも「次世代」。次は何が次世代になるんだろうか。

それにしてもこの自販機は必要??技術的にはすごいのかも知れないけど。何かどこまで真剣なのか分からない開発だ。

疑問:見た目で男か女か判断できない人は何をお勧めされるのだろう。

どこまでも偏見を呼びそうなサービスだけど。定着するのかな。定着したら謝りたいと思います。でも日本人の判断力はこうして弱まっていくんだろうな。

2010年6月13日日曜日

テレビを見ていると寿命を縮める?

テレビを見ていると寿命が縮まるらしい。詳しくはコチラ

ん、パソコンはどうなのだろう。指を動かしているからいいのかな?

いまの20~40代くらいの平均年齢が60才くらいになったらそれはパソコンか携帯の影響だろうな。

2010年6月8日火曜日

HMV渋谷店閉店

日本のHMV一号店である渋谷店が再来月に閉店するらしい。詳しくはコチラ

音楽はダウンロード。数年前から主流になりつつあるこの流れに既存のCDメディアはどうやら勝てなそうだ。CDのフォーマット自体が無くなることはないと思うが、レコードのように懐かしい存在になっていくのだろう。

個人的にHMV渋谷店の閉店はとても残念に思う。学生時代、週に1回くらいの頻度で足を運び、よく視聴コーナーで時間をつぶしたものだ。渋谷店の視聴コーナーは他の店舗と比べて時代の先端をいっていたように思う。いわゆる売れセンの視聴は少なく、どっから見つけてきたのと言わんばかりの面白い音楽をするアーティストを多く取り上げていた。ライブハウスが多い土地ならではの時代との密着感があった。超商業的な施設にしては特別にユニークな存在だった。

街を歩き、ふらりと立ち寄り、偶然に出会った一枚から物語が始まる。プロセス的にはネット上でもまったく似たような体験ができるようになっている。効率性でいったらネットの方が数100倍は上だろう。全国どこからでも可能な点でもネットの素晴らしさを感じずにはいられない。でも何だか寂しさを感じてしまう。これはただのノスタルジーなのだろうか。違うようなそうであるような不思議な感覚だ。

2010年5月19日水曜日

自販機もエコ化

自販機を利用したヤンバルクイナの生態調査が始まるらしい。自販機に録音危機を取り付け、泣き声を記録し解析するみたいだ。新たに危機を設置するよりコストはかからないし、自販機の付加価値を考える面白い取り組みだと思う。自販機って日本的なものだし。詳しくはコチラ

日本全国に自販機がどれだけあるか気になったのでググってみた。飲料自販機だけで250万台を超えてた。データはコチラ。そういえば日本の全自販機稼動のために原発一基必要って話を聞いたことがある。本当かな。

データをみるとカップ販売方式の自販機が前年度比140%で増えていることが分かる。これはカップ販売方式のほうが安い(量は少ない)からだと思う。でも消費がそこに向かう思考に、エコ対応というのも読み取れる気がする。

私は最近すっかりエコ的な生活から離れてしまって反省しているのだが、ちょっと前はエコにうるさかった。その時は自販機はカップ販売方式しか利用していなかった気がする。(カップ販売方式がどれくらいエコなのかは不明)これからカップ販売方式は屋内施設を中心にシェアを拡大していくだろう。そして中身だけを販売するタイプも増えてくれると思う。私ももっとエコになろう。

2010年5月11日火曜日

こういう話はうんざりする

「日本と外国の若者の差がどんどん開く」というコラムを読んだ。猪瀬さんは割りと好きなのだけど、こういう「外国と比べて日本の若者は・・・」という話はちょっとうんざり。まぁ、コラムの伝いたい結論は別のところにあるのだけど。コラムはコチラ

まず、若者だけ比べるのはどうかと思う。例えば若者に「外国のオトナと日本のオトナ」を比べさせたらもっと酷いこと言われると思う。特に企業における管理職あたりの人たちはズタボロに切られるんじゃないだろうか。

そして何でも外国と比べてしまうこと。これは『日本辺境論』では"比べてしまうことが日本人のアイデンティティ"という面白い論があったので、仕方の無いことなのかもしれないが、わざわざ不幸に感じる比較をするのはどうかと思う。

一人でご飯食べるのが怖くてトイレで食べる学生のことを「便所飯」というらしい(随分前に聞いたことがあるような)。まったく酷いネーミングセンスだと思う。こういう言葉をつくってしまうことが本当に問題だと気付かないのだろうか。


仕事帰りの夜のスフバートル広場はいい雰囲気になってきた。

2010年4月21日水曜日

国際協力で働くなら海外インフラ事業を目指そう

日本の成長戦略として海外インフラ事業が有力らしい。詳しくはコチラ

私の仕事にも関連する廃棄物処理・リサイクル部門も20年までに33兆円の市場らしい。開発途上国はどこもこれからリサイクルに取り組んでいくのだろう。ここモンゴルでもそう、開発コンサルが入って処分場が建設されたし、今度はゴミの選別所が建設される。

注目部門はなんといっても水関連だろう。こちらは20年までに72,5兆円だ。上下水の整備や水供給システムなど、必要なインフラはまだまだこれからの国が多い。

これらの分野はまさしく国際協力だろう。貧困問題=国際協力って結び付けがちな学生は多いが、貧困問題は国内問題でもあって純粋に国際協力とは呼べない分野だと思う。だって日本にも貧困問題はあるし。そう考えると技術移転のできる分野の方が国際協力と呼べる気がする。まぁ、別に定義にそれ程こだわっているわけでは無いです。何でもいいです。

要するに海外でのインフラ事業関連の成長が期待できるということ。なら国際協力に関心のある学生なんかはこの分野を目指してもいいのではないか。国際協力に関心はあるけど就職先は分からないって学生は多いのだから。

ではこの分野で活躍するためには具体的にどんなスキルが必要か。公害防止関連の資格なんか関連性が高いし、学生のうちでも取得できるので目指したらいいと思う。そしてキャリアとして環境関連や上下水道関連の技術士を視野に入れると完璧な戦力となれる。あとは英語力。

結論。国際協力に関心がある学生は海外インフラ事業を目指そう。以上。