2016年5月31日火曜日

君へ2

明日から6月です。最近はぐずついた天気で、紫陽花も咲き始め、そろそろ梅雨入りを予感させます。

昨日は検診があって、ちょっとしたトラブル?があったのだけど、それはまたいつか、君が大きくなった時にお話しします。

さて、今日は君が私とひーのどっちに似てほしいか、というお話です。まず君が女の子なら私に似てほしいかなと思います。それは私が色白だから。こんなことを書くと差別的って言われてしまいそうですが、ひーは色黒で(私はそれも含めて大好きなのですが)本人は意外とそのことを気にしていると思います。小学生の時は色黒にちなんだあだ名を付けられたこともあって、それはいつかひーから聞いてください。なので、私似の色白になれば。小さいときの小さなコンプレックスは一つ減るのかなと思います。

次に君が男の子なら、ひーに似てほしいと思います。それはひーは背が高いから。ひーに似て大っきくなったら、多分180㎝以上は間違いないと思います。私もひーの色黒同様に、背が低いことをコンプレックスに思った時期があったので、君が大っきくなればいいなと思います。

そして女の子でも男の子でも、ひーに似た真っ直ぐで正義感のある優しく強い子になってほしいと思います。上に書いた容姿に関しては本気度は半分くらいですが、大切なところはひーに似てほしいと心から思います。

おわび

東京新聞 2016.5.31

思わず笑ってしまったおわび記事。田村さんはわざと間違った写真を提供したんじゃないかと勘ぐってしまう(笑)

この先の人生。良いことで写真提供を求められることがあったら、友人の写真を間違って提供しようと思う。

2016年5月28日土曜日

◯◯世代


今朝の東京新聞、こちら特報部で「ゆとり世代」について取り上げている。◯◯世代という言う括り方は他にもあるので検索してみた。

出典:マイナビニュース (http://news.mynavi.jp/news/2013/07/31/134/)

私は氷河期世代。この中だと1番嬉しくない世代だ。というか、明らかにネガティブでしょ、氷河期って!

なのでそれ以外の世代が羨ましくて仕方がない。で、属したかった世代ランキングを考えてみた。

1. バブル世代
遊びまくる。夜の街に繰り出して乱痴気騒ぎをしまくる。大手企業に就職し、以降の世代に対し偉ぶる。社名を武器に不況も何とか逃げ切って、最後まで豪遊する。ええ、最低ですけど何か?

2. 氷河期世代以外
考えてみたら氷河期世代以外は横並びくらいな感じだった。高度成長期の団塊世代は面白そうと思ったけど、なれの果てを見ると嫌だなと。

朝から意味も無いことを考えたら軽く鬱になった。こういうことは時間の無駄だし、情けなくなるのでやめようと思う。結局、氷河期世代ってひどいよね、という結論にしかならない気がする。


2016年5月27日金曜日

18歳選挙権


自民党が作成した18歳選挙権啓発漫画が女性蔑視と批判を受けているらしい。と言うことで早速読んでみました。↓漫画のアドレス

https://www.jimin.jp/18voice/kuninitodoke/

確かに、無知な女子高生が、好きな子に近付きたくて…。という内容なのだけど、それはきっかけとして描かれているだけで、自分で候補者を調べ、誰に投票するか選択しているので、言われているほど「女性蔑視」には感じませんでした。

人が何かに関心を持つには必ずきっかけがあって、そのきっかけは他人からみたら馬鹿らしいこともある。でもそのきっかけを機に人がどう化けるかは分からないもの。

だから、この主人公の女の子が「安保」や「原発」や「沖縄」のことをもっと学び、逆にイケメン男子を論破するような続編を期待したいです。

映画レビュー

「殿、利息でござる」「すれ違いのダイアリーズ」「海よりもまだ深く」三日間続けて当たりだった。レビューは↓こちら。

https://filmarks.com/user/yujishino

2016年5月26日木曜日

大卒

東京新聞 2016.5.26

投書コーナーに寄せられたご意見。

大卒でも非正規。
進学にお金がかかる。
なら高卒でいい。

高卒と大卒の給与差を見直す。
そしたら本当に学びたい人だけが大学へ行く。

とてもスッキリしていて分かりやすい。

大学に行かなければいけない、という風潮は確かに変だ。

2016年5月25日水曜日

安發(あわ)伸太郎

2016.5.25 東京新聞

国際料理コンクールのフランス代表に選ばれた安發伸太郎さん。調理学校を卒業後、18歳で渡仏。腕を磨き、現在は三ッ星レストランの副料理長だそう。渡仏する時に、不安や迷いはあったのだろうか?あったとしたら、何が彼の背中を押したのだろうか?

それにしても日本人をフランス代表に認めたフランスは粋だ。国を代表して競うのはあくまでも「フランス料理」であって、その為のBESTな料理人を選んだと言うことなのだろう。その国を語るのはもはや「人」ではなく「文化」であると。考え過ぎかも知れないが。

あり得ない話かも知れない。でも、人口50%以上を外国人が占めたとき、その国は何を持って自国を語るのか、そんなことを考えてしまう。

2016年5月24日火曜日

人工知能と失業

東京新聞 2016.5.24

投書コーナーに寄せられた意見。将来、人工知能が人間に取って代わるようになり、失業が増えるのではないかという懸念。

私は人工知能のない世界でも失業しているので、こう言った懸念には、1億(そんなにいないだろうけど)総失業社会バンザイ!といった他人の不幸を喜ぶような発言が出てきそうになる。

以下、人工知能について考える時に、多分役立たないであろう5分類を映画を参考として挙げてみた。

1. ターミネーター型
人工知能が人類に対し戦争を仕掛け、殲滅を目論む世界

2. マトリックス型
人工知能が人類を支配し(エネルギー源として)搾取する世界

3. アンドリュー型
(A)人工知能が商品化され、人間に奉仕する世界
(B)人工知能が「心」を持ち「人間」として社会に認められる世界

4. her型
人工知能は人工知能の社会を持ちながら、人間社会とコミュニケーションする世界

5. ドラえもん型
人工知能がさえない少年を助けながら友情を育む世界

個人的に一番嫌なのは2かな。それと、教師は失業してもいいから、4の先生が誕生したら結構良いんじゃないかと思う。



読者の方から東京新聞へ1000万円の寄付

東京新聞 2016.5.24

このブログでも何度か紹介した東京新聞で連載中の「新貧乏物語」。東京新聞に「新貧乏物語」を読まれた方から1000万円の寄付があったそうだ。

「毎朝、毎日、読みながら暗澹たる気持ちが募りました〜〜苦しむ若い方々へ直接届くようなご配慮をお願い申し上げます」と、同封の書面に書かれていた。

そして差出人の名前は「平等」だったという。

私は、この方は新貧乏物語の記事を読んで、会ったことの無い困窮する若者の辛さをまるで自分のことのように感じたのではないかと思う。それを共感力というのか想像力というのか優しさというのか愛っていうのか分からないけど、相手の立場に立って考え、何かをしたいと思う気持ちはとても尊いものだと思う。

2016年5月23日月曜日

電王戦

第1期電王戦、終わっちゃいましたね。予想していたとはいえ、PONANZAは強かった。もうプロ棋士は勝てないんじゃないかと、それくらいの差を感じました。

ニコ生で見ていて、対局終了後にそのまま第2期電王戦開催の発表があったのだけど、そこで羽生さんのエントリーが明らかになり、ついに来たかと興奮しました。

とはいえ、電王と戦うためには、電王戦出場を決めるための棋戦「叡王戦」に優勝しなくてはいけないので、いくら羽生さんでもそう簡単には対局が実現しないのが残念。

あと、電王に勝てるかも知れない棋士を個人的な思い込みで挙げると、豊島さん、天彦さん、そしてエントリーしていない竜王くらいかと。とにかく第2期も楽しみです。

↓追伸↓

対局後に記者会見があったのだけど、出席していた記者のあまりの不甲斐なさに驚いた。司会の人から質問を促されたあとにみんな固まったように沈黙。明らかに誰かが質問をするのを待っている。え、何のための記者会見?って思った。そもそも質問してそれを記事にするのが仕事じゃないんですか?こんな情けない記者が書く記事をお金を払って読んでいるのかと思うと悲しくなります。もっとプロ意識を持ってくださいと言いたいです。

これから産まれて来る君へ

2016年5月9日(月)。穏やかで気持ちの良い天気です。今日は、病院で君の性別が分かるかも知れない、と言うことで、一週間くらい前からとってもワクワクドキドキしていました。

病院に着いて、これから君もお世話になる助産師のWさんに会い、Wさんからも今日性別分かると思います、と言われて、あと1時間後位には女の子なのか、男の子なのかわかるんだ〜って、本当に楽しみで楽しみで仕方が無かったです。

よく、男の子と女の子、どっちがいいとかある?って聞かれます。その質問にはどっちでも構わないって答えています。けれど本心は割と日替わりで、昨日は女の子だったら、今日は男の子だったら、とよく揺れ動いています。結局は、こういうのをどっちでも構わないと言うのかも知れません。

でも、どちらで会っても、一つだけ大きな希望というかお願いが会って、それは君がいまその人のお腹の中にいる、そのひーを大切にする子に育って欲しいと言うことです。(元気でスクスク育って欲しい、とももちろん思ったりもしますが「三月のライオン」の主人公 の様に、元気でスクスクって感じでなくても、それはそれでいいのかなと思います。)

ひーは、とっても素敵な人です。真面目で正義感が強く、優しく、思いやりがあり、正直でまっすぐな心を持った人です。ひーとの出逢いについてはまた別の機会に書きますが、そんな私にとって一番大切なひーを、どうか君も大切にして育ってほしいと思います。

ひーにもそう話をすると、ひーは、君はもう十分ひーのことを大切にしてくれてると言います。なぜっていうと、ひーはいわゆる「つわり」というものが全くありませんでした。気分が悪くなることなく、君がいることが分かってから毎日元気にしています。

これから少しづつ、君が産まれてきてからも、君に向けて言葉を書いていきたいなと思います。いつか、君が読むか読まないか、それは分からないけど、君が自分のことをもっと知りたいなと思った時に、その足が掛かりなればよいなと思います。

そうそう、うっかり忘れてしまいました。君が女の子なのか男の子なのか、結局今日は分かりませんでした。君が恥ずかしくて隠してしまったんじゃないかと、そうだったら楽しいなと思います。次に分かるかもしれない機会は5/30日、その次は7/11日です。

ゲストハウス錦

提供:立川肇 ゲストハウス錦オーナー

5/21(土)、4ヶ月振りにゲストハウス錦に遊びに行ってきました。ここは会社の同期で、約2年間二人暮らしを楽しんだT君が個人で経営するゲストハウスです。

一昨年8/21日にオープン。当初はうまくやっていけるか不安の方が大きかったものの、今はもう大分軌道に乗って順調そうです。雑誌や新聞でも紹介され、ちょっとした地域の顔になりつつあるなと感じました。

7月には長女を出産予定。公私共に充実した30代になりそうですね。これからも地域に愛されながら感謝の気持ちを忘れずに頑張って下さい。

殿、利息でござる

5/22(日)。初夏の風が気持ちいい。今日は映画「殿、利息でござる」を見てきました。

とても良い内容の映画で、これはぜひ多くの人に見てもらいたいです。公共の精神、清貧の思想など、普通に語れば胡散臭く、大切さ説けば説教臭く、そんなむず痒いテーマを、きちんとエンタメ化して最後まで面白く鑑賞できました。

↓ポイント3つ

(1) 実は実話です
予告編から耳について離れないC級の痛いダジャレ。でも鑑賞後は実話で良かったと心から思える内容です。パナマ文書で名を挙げられた方々はみて反省した方がいいでしょう。

(2) 意外と勉強になります
舞台は1770年代の江戸日本。当時の納税制度や貨幣価値、百姓とお上の関係などが描かれていて勉強になります。私のような日本史音痴でも取り残されずちゃんとついていける作品です。

(3) ツケっていいよね
今じゃ全く聞かなくなったツケ払い。これが映画の後半でちょっとしたエピソードを生み出します。無担保で「顔」だけで済ます「ツケ文化」。ノスタルジーにはまだ早いけど、それでもとっても憧れます。

実は阿部サダヲさんがあまり好きじゃ無くて見ようか迷った作品でした。でも見てよかった。阿部さんの演技も素晴らしく、偏見は捨てるべきと反省しましたね。

2016年5月20日金曜日

元米兵逮捕

東京新聞 2016.5.20

米軍属の元米兵による日本人女性殺害事件。悔しい、絶対に許せない。

日本の国土わずか0.6%ほどしかない沖縄に、全国の76%の米軍基地を押しつけている。そしてそれをおかしいという、沖縄の声を無視し続けている。

この0.6%に76%という数字は、声にしたり、書いたりしなければいけない。でないと問題を素通りして他人事になってしまう。

おかしさに気付いて、問題を考えなければ、また必ず同じ悲劇がおきてしまう。

2016年5月19日木曜日

十字架 重松清


5月19日、晴れ。吉祥寺の空は雲ひとつ見当たらない快晴。青空というのとはちょっと違うけど、初夏の、うっすらと白い東京っぽい空だ。

早朝から行きつけのスタバで重松さんの「十字架」を読んだ。まだ読んでいなかったらぜひ読んでほしい。とてもよい本だった。


今日の東京新聞では連載中の「新貧乏物語」がいつものように他人事に思えず、とても辛い思いをした。

経済格差について思うことは、土地は誰の物でもなければいいのに、ということ。ブルーハーツの歌詞でもそんなことを言っていたような気がする。「住む」ことにそんなにお金がかからなければ、だいぶましなのに。

2016年5月18日水曜日

パナマ文書

東京新聞 2016.5.16

パナマ文書問題について思うこと。税金は払いたくない(教育、福祉、医療にまともな予算をつけるなら別だが)。そこに違法でなく、逃れられる方法があるのなら、私だったら絶対にやってしまう。なので倫理の問題ではなく、罰則のあるルールが必要だと思う。

また、今回のパナマ文書で名を挙げられた人たちは、納税者意識の高い人だったのだとも思う。だからこそ、自分の納める税金が無駄に使われることに我慢ならなかったんじゃないかと。都合のいい解釈だと思うが、それでも税金を納めても良いと思えるようなインセンティブが欲しい。

あとは税金を納める代わりに、もっと寄付文化広げる取り組みもあって良いと思う。それと税金の使い道をもっと自分で決められるような、それこそふるさと納税のような仕組みも賛成だ。税金が何に使われているのか、それを意識することもパナマ文書問題から学ぶべきだ。

2016年5月17日火曜日

正社員


東京新聞で連載している「新貧乏物語」。毎回、胸が抉られるような内容で辛い。

今回の見出しは「正社員はまし」洗脳。私も好きで契約社員として働いていた頃、この正社員という言葉に対して敏感になっていた。正社員でなければいけない、みたいな気持ちになっていたと思う。勝手な被害妄想と言われそうだけど。でもきっと私のように思う人はたくさんいるんだろうなと思う。この連載はどこに行き着くのか、それがとても気になる。

2016年5月16日月曜日

The Stone Roses - All For One (Official Audio)





楽しみにしていた武道館公演がキャンセルになっちゃったけど、このニューシングルはとてもいい。ローゼス復活を予感させる出来栄え。アルバムを引っ提げての再ブッキングを期待します!

2016年5月15日日曜日

アナザー拠点のつくりかた


たまたま手に取った書籍で大学の友人Mっちが大きく紹介されていてビックリ。写真映り良いですね。書籍は「アナザー拠点のつくりかた」という、自分にとってもう一つの生活の拠点作りについて、実践者たちの方法論を通じて紹介していく本だ。

こういう風に友人の活躍を知るのはとても嬉しい。村瀬氏以外にも9人、魅力的な拠点つくりのパイオニアが登場する。ぜひ読んでみてください!

2016年5月14日土曜日

窮得就剰銭了

東京新聞 2016.5.14

楊逸さんのコラム。最近中国で「貧すぎて、もう持っているのはお金だけ」という自虐的な言葉が流行っているらしい。羨ましいようなそうで無いような。まぁ、自分たちで気付くということは改善できるわけだからやっぱり羨ましい。



お金との対軸を勝手に徳にして考えてみた。1はお金も徳もあるベストな状態。3の「お金は無いけど徳はある」から1に移るより、2の「お金はあるけど徳がない」から移る方が簡単に思える。恒産無き者は恒心無し。やっぱりお金は最強(←誤)

ちなみに真の最強は1から進んで3に移ったムヒカさん。その方法は寄付。私には到底真似できない。。

舛添さん


政治資金を公私混同で使用し謝罪した舛添さん。やっちゃいましたね。政治家の金銭問題は多過ぎで、他人の汚職で相対的に自分の汚職が軽く見える。もうそんなめちゃくちゃな時代です。

SNS全盛の今は「公」と「私」の区別がほとんど分からない。何せランチの写真と仕事の話が同じレベルでUPされているから。でも「公」と「私」が分離されているよりも、混合している方がその人のことがよく分かる気がする。

そういう意味でも舛添さんは自らを晒しちゃった訳で、今後もポロポロ出てくる前に、一都民としてはサッサと辞めてもらいたいです。

挨拶は先にした方が勝ち

東京新聞 2016.5.14

今朝の東京新聞。「挨拶は先にした方が勝ちなんだ」っていう母の言葉。意味が分からなくても何か含蓄のある言葉ってある。こういうのは生活言語って言うんだろうな。そんで大抵はばあちゃんや母ちゃんの言葉だったりする。

2016年5月13日金曜日

病は気持ちから


今日の東京新聞。ちょっとほっこりする記事です。それにしても感心するのはこの肩を揉んだ生徒。優しさに触れると人は優しくなれる。やっぱりそう思います。

2016年5月12日木曜日

新貧乏物語


東京新聞で連載が始まった「新貧乏物語」。非正規スパイラルと名を打ったその内容があまりにも辛い。辛すぎる。

今の30代後半はいわゆる就職氷河期世代。私もそのど真ん中にいるから就職活動いかに厳しい時期だったかよく分かる。バブル期に就活したかった。言っても仕方ないがこんな恨みの一言も言わなきゃやってられない。

非正規で働いているとこの先が不安で仕方ない。非正規という言葉自体が人として劣っている烙印みたいで隠したくなる。余裕が無いから余り人と会わなくなるし、どうしても卑屈になってしまう。正にスパイラルだよ。

この先、どんなに景気が良くなったって、この世代の非正規にはどうせたいした恩恵も無いだろうな。絶望の国の不幸な中年たちだよ。まったくもってやってらんない。戦争が唯一の救いですってて本気で思っちゃう。さらば希望!

2016年5月11日水曜日

SIGHT VOL.63 買った!


今号のテーマは「老人が始めた戦争で死ぬのは若者」。巻頭に掲載された渋谷さんのメッセージを読むだけでも購入する価値があると思う。「安倍NO」ではなく「YES」という未来を感じさせるワードが安倍政治に勝つ為に必要だと思う。

インタビューのTOPはSEALDsの奥田愛基さん。私と干支一回り分くらいの年齢差がある。もちろん私が年上です。読んで思ったことを率直に言うと、生い立ちからしてやっぱり普通じゃないなと。もし私がクラスメイトだったら友だちにはなれなかった気がする(笑)

それでも、今彼がやっていることや言っていることにはものすごく共感できる。だから、私には自分の投票権を生かすことと、声の届く範囲に安倍政治は危ないよねって話し合うことしかできないから、奥田さんのセンスと行動力にとても期待してしまう。

もう20年近く自分が応援する政党や候補者が当選しない状況が続いているので、半ば諦めと、斜に構えた態度になりがちなんだけど、それじゃ絶望と何も変わらないんだなと気付かされる。特に、終わった後に絶望しか残らないのは老け込みそうで嫌だ。

なんだか自分でも諦めてるんだかそうでないんだか分からないけど、冒頭でも触れた「YES」を私自身が描けるように、どんな社会をつくりたいのか、否定だけで終わらない言葉で考えてみたいと思った。毎号買っているけどやっぱりSIGHTは面白い。

T君と5年振りの再会

協力隊時代に知り合ったモンゴル人のT君。以前にもこのブログで紹介したこともある彼が5年振りに日本にやって来ました。今回は2年間、MBA取得のための留学です。しかも自己負担ゼロの奨学生として。

再会してまず驚いたのは彼の日本語能力。既に日本語能力検定1級に合格していた5年前も日本人並みの会話能力があったのだけど、今はもう日本人以上(笑)。豊富な語彙と表現能力、それに徹底したロジカルな話法に舌を巻きます。この5年間、モンゴルで日本人を相手にビジネスで成果を納めて来たのは伊達じゃないです。

話題も、彼が描いている起業プランについてや、戦後の日本人起業家、出版文化、自助論、司馬遼太郎さんなど多岐に渡り、それら全てに独自の見解を披露してくれてとても刺激的でした。分かっていたけど超優秀とは彼のことを言うのだなと。

異なる視点からの面白い話だったのは日本への留学制度について。日本への留学制度は、言語や経済面での敷居が高く、英語圏と比較して課題をクリアするのが相当難しいらしい。私としては、優秀な人材を呼び込むためにも、もっと難易度を下げた方がいいのではと主張したが、彼曰く「優秀な人材」という点にに特化するなら、逆に今の難しい制度の方が本当に「優秀な人材」しかパス出来ないので良いという。ロジカルで納得です。

そんなこんなで3時間近く密にお話しをすることが出来ました。帰りに起業する彼への参考としてマザーハウスの店舗に行き、私が尊敬する起業家である山口さんの「裸でも生きる」をプレゼントした。彼ならきっと山口さんにも負けないくらいの起業家になると思う。本当に楽しみだ。

2016年5月9日月曜日

Radiohead / A Moon Shaped Pool



Radioheadの新譜がリリースされた!しかもまた突然のDL投下。なので音楽評論家のレビューが溢れる前に聴けるのが嬉しい。

早速DLして聴いてみたらすごくいい。RadioheadらしいRadioheadでしかないアルバムだと感じた。The King Of LimbsやIn Rainbowsと似た感じもするけど、よりバンドっぽいサウンドで、少し明るい。イメージ画像がアルバム全体の雰囲気をよく表していると思う。

このタイミングで聴けたのでサマソニが楽しみで仕方がない。