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2021年1月4日月曜日

アフガン・ウィッグス


去年はコロナでライブにほとんど行けなかったので、代わりにCDを例年以上に買った。特に、昔リリースされた作品をたくさん買った。たぶん、500枚以上は買ったと思う。全部聴ききれないと思いながらも、ジャケ買いしたり、名前を聞いたことあるけど聴いたことの無かったアーティストの作品を集めた。

当然、当たりも外れもたくさんあった。当たりだった作品をたまには紹介してみたい。最近よく聴いているのが、アフガン・ウィッグスというUSのグランジ系アーティスト。89年にSUBPOPからアルバムをリリースしていて、最近では再結成して2017年にもアルバムをリリースしている。

グランジが好きな人には受け入れられる音だし、サウンド・ガーデン的な力強さと、カイアスのようなストナーロックっぽい要素も感じる。どことなく不穏な空気をまとった音がカッコいいし、一聴して忘れらないキャッチーな曲もいくつかある。中でも「do to the beast」というアルバムは全体を通して高い完成度を誇る名盤だと思う。

時代はストリーミングだし、LPならともかくCDはもう流行らないフォーマットだと思う。けど、僕的には未だにCDを買うとワクワクするし、解説や歌詞カードを開くときの紙の質感がたまらなく好きだ。今年は購入は控えめにして、月に2~3枚、新譜を中心に買っていこうと思っている。

2020年9月22日火曜日

 

今日はCharaのライブ。今年2月のPerfume以来、半年振りのライブ体験。結論から言って、とても良い内容のライブだった。

マスク着用、おしゃべり禁止。客席は両隣が空席。そんな寂しい空間に合わせてか、ライブの最中に「今日はしっとりめの曲をたくさん演ります」って何回も言ってた。

僕的なハイライトはやっぱり「あいのうた」で、この曲は何度聞いてもイントロから鳥肌がたってしまう。他にも「世界」「o-ri-on」なんかも世界観の広がりを感じる演奏でとても良かった。

これまでみたCharaのライブの中で、今日の照明は一番素敵で、ライトアップされた小さな星々が、色々な軌道で宙を舞って、綺麗で穏やかで心地よさを感じる空間を演出していた。

ライブが日常的になるまで、まだだいぶ時間がかかると思う。あとになって振り返って、今日のライブは非日常的な特別な体験だったんだなと、そう感じるんじゃないかと思う。

2020年2月2日日曜日

あいみょん@代々木第一体育館


あいみょん@代々木第一体育館。シックス・センスツアーの追加公演に行ってきた。これまであいみょんは4回観に行って、4回とも歌詞を忘れるミスがあったのだけど、本公演も当然のように歌詞忘れがあって、ある意味なんかすごいなと感心した(笑)
一応新譜のツアーなのだけど、アルバムが発売されてからだいぶ時間がたっているので、新曲なども披露した現時点での「最新あいみょん」的なライブだったように思う。新年一発目のライブだったみたいけど、特に気負いも感じられず、適度にゆるく、適度に力強いオーガニックな感じの演奏が、聴いてきてとても心地よかった。
あいみょんと言えば「マリーゴールド」が代表曲であるのことは間違いないのだけど、この日に限って言えば「ジェニファー」「ひかりもの」「空の青さを知る人よ」「ハルノヒ」などの方が存在感があり、改めてあいみょんの才能の凄まじさを感じてしまうライブ内容だった。
デビューしてまだ3年の24歳。MCやステージングには相応の初々しさがまだ残る。移り変わりが激しすぎるシーンだけれども、あいみょんはきっとこの先5年はトップランナーとしてJPOPのレベルを底上げする存在であり続けると思う。それだけ今の実力が突出している。

2019年10月31日木曜日

CUT NIGHT vol.5


ロッキンオンの渋谷さんがトークするCUT NIGHTに行ってきた。今回で5回目だけど、これまで参加できなかったのでとても楽しみにしていたイベント。僕にとって渋谷さんはロッキンオンを通じて洋楽の世界を開いてくれた人で、どうしてもトークショーを聞いてみたかった。

イベントは3部構成で、1部は渋谷さんのトークショー。2部にアーティストのlukiさんのミニライブ。そして3部は渋谷さんとlukiさんのトーク。とても濃い内容であるにも関わらず、参加費は無料。信じられないくらいお得なイベントだ。

トークショーは、現在公開中の映画「イエスタデイ」を一応のテーマとし、洋楽不況の話題から、ポップミュージック論まで、音楽ファンとしてとても面白くためになるお話を聞くことができた。話のテンポもよく、所々にナチュラルに笑いを誘う「掴み」が満載で、もっともっと聞きたい思う内容だった。

印象深かったのは、ポップミュージックを構成する要素は「アーティスト」と「楽曲」という二つに分かれていて、「アーティスト」は媒体として、優れた楽曲を世間に届ける存在であるということ。渋谷さんは、映画「イエスタデイ」は図らずもそのことを描いたことを評価をしていた。

2部のlukiさんのミニライブも素晴らしかった。初めて聴いたのだけど、ポップスとジャズの中間を駆け抜けるような個性を感じる歌声だった。二子玉川のGEMINI THEATERという小さな箱だったのだけど、まさにそういう空間で映える小さな宝物のような親密で温かみのある演奏を楽しむことができた。

終わってみれば本当にあっという間の2時間で、もうあと2時間くらいあっても絶対に飽きることは無かったと思う。音楽評論家として40年以上のキャリアを積み重ね、常に今の時代の「ロック」を語り、そして日本人の洋楽リテラシーを引き上げた渋谷さんの功績はとんでもなく偉大だ。音楽の話をとても楽しそうにしているその姿勢をみると、こちらまで元気になる。

2019年10月19日土曜日

Venus Peter と Luby Sparks @ clubasia

Venus Peterの復活Live@clubasia。ゲストはLuby sparks‼。ドリームポップファンには夢の共演ということで、今日は朝からテンションが上がりまくりで、会場行く前にdiscunionで散財してしまいました…。

Luby Sparksはなんでもっと売れないのか分からない。本人たちに売れたい気がないのではないかと勘繰ってしまう。音楽もアティチュードも本当にいいバンドで、こんなバンドを小規模ライブハウスで観られるのが贅沢でもったいない。今日は、Venus Peterの前ということで、Pop路線のセトリにしたと言っていた(でも激Popな名曲Thursdayは演らなかった)。会場はVenus Peter目当てのやや年配のお客さんが多かったけど、みんな反応もよくちゃんと受け入れられていて嬉しかった。

Venue Peterは初めて観たけど、CDで聴くよりもずっとキラキラで、思っていた以上にポップだった。フロントマンの沖野さんはやっぱりボビーギレスピーにどことなく似ている(体型は全然違うけど)。聴いていて何度も初期のプライマルが頭をよぎった。ブランクがあるとはいえ、さすがはベテランの域にいる人たちだけあって、音のクオリティは抜群だった。

ライブが始まる前と、セットチェンジの間には、カジヒデキさんのDJプレイがあり、それもたまらなく絶品だった。シューゲイズポップの百花繚乱で、最初から最後まで夢見心地の気持ち良い時間を過ごすことができた。

2019年9月18日水曜日

欅坂46@東京ドーム



欅坂46@東京ドーム。僕が欅坂、というかアイドルの単独公演をみるのは今回が初めて。アリーナからスタンドまで埋め尽くされたペンライトの光がすごい。そしてファンの熱量が半端じゃない。男女問わず、揃った濁声コールがそこらじゅうから響き渡り、これがトップアイドルのライブなのかと圧倒される。特に怪我から復帰した平手さんが出た瞬間沸点はすごかった。
欅坂は楽曲がいい。サマソニやロッキンなどのロックフェスにも出演しているけど、僕のようなロックファンが聴いても、とてもカッコいいと思う曲が多い。だから、そんな楽曲に合わせて多数の可愛い女の子たちが踊り、歌っているのはちょっとずるいなと思ってしまう。なんていうかノーリスクハイリターンな感じだ。
この日はグループ初の東京ドームということで、これまでツアーで演らなかった代表曲「サイレントマジョリティー」や「世界には愛しかない」もセットリストに組み込み、記念すべきステージに対する特別な思いも伝わってくる内容だった。さすがにドームの音響はいまいちだったけど、それがあまり気にならない祝祭感に溢れたライブだったと思う。

2019年8月19日月曜日

サマソニ2019 感想



サマソニが終わり、今年の夏も終わってしまった感がして寂しいです。今年は3日間参加し、観たことのないアーティストを中心に回るというプランを立てて、恐らく全来場者で一番自分が楽しんだ!と思えるくらい充実した時間を過ごすことができました。
特に印象に残ったアクトは、
チャーチズ
ペール・ウェーブス
サブリナ・カーペンター
スノウ・パトロール
ランシド
RADWIMPS
ラストアイドル
どれも本当に素晴らしかった。サブリナ・カーペンターとかラストアイドルなんて、今まで完全にスルーしていたタイプのアーティストだったけど、聴けたことで自分の音楽の幅が広がったように思います。
ライブアクト以外では、例年と比べて欧米からの観客が少なくなったような気がした。参加アーティストに占める邦楽勢が増えたからだろうか。アジア系の観客は増えていたような気もする。それとサマソニガールは減ったのかな?あまり目立っていなかった。
あと、サマソニはメッセ内の動線をちょくちょく変えるのだけど、そろそろ固定した方がいいんじゃないかと思う。特に初日は、マウンテン→ソニックの通路で一部シャッターが下りていて移動が面倒だった(台風の影響?)。
話→変
今夏は初めてロッキンジャパンにも行ってきた。フジ、サマソニ以外を見れたことで、それぞれの運営の違いも分かって面白かった。運営のレベルで言えばロッキンジャパンは他2つよりワンランク上だったと思う。
以前にも書いたけど、エキシビジョンを使って、マナー向上を呼び掛けていたことの効果はとても大きかった。場所取り、動画撮影、タバコなどの迷惑行為がなくてとても快適なフェス体験となった。そこはフジもサマソニも見習ってほしい。
フェスの主役はオーディエンスとはよく聞く言葉だけど、改めてその通りだなと感じた。どんな目当てのアーティストが来ても、どんな素晴らしい演奏が聴けても、周囲でマナー違反の人がいたら興覚めしてしまう。フェスが好きだから、業界の全体的なマナー向上に期待したい。

2019年8月12日月曜日

Rock In Japan 19



Rock In Japanに行ってきました。10日土曜日の回です。これまでフェスはフジロックとサマソニだけだったので、初の邦楽フェス参加となりました。観たアクトは、
LONGMAN
クリープハイプ
ユニゾンスクエアガーデン
あいみょん
バンプオブチキン
どれも単独公演を観に行くくらい好きなアーティストなので、それらを一日で観て回れたのがとても嬉しかったです。それと音響も結構よかったと思います。
僕的ベストアクトだったのはバンプオブチキン。新譜オーロラアークのツアー真っ最中なので、演奏も乗っていたというか、他のアクトと比べて貫禄をみせつけたくらい堂々とした厚みのある内容だったと思います。
でも今回一番印象に残ったのはフェスのクリーンさ。一緒に行った友だちが、ごみが全然落ちてないね、と言っていたけど、本当に落ちていなかった!
それと、フジロックと比べて観客のマナーが素晴らしい。ポイ捨てが無いのはもちろん、場所取りもないし、禁煙場所でのタバコもないし、写真撮影もほとんどなかった。素晴らしい。
ステージ脇のエキシビジョンで、マナーについて放送していたのが効果的だったのではないかと思う。フジも観客のモラルに依存するのではなく、もっとマナー順守を打ち出すべき時期にきているのではないか。見習ってほしい。
来年も参加したいと思うとても良いフェス体験となった。

2019年7月21日日曜日

相対性理論@日比谷野外音楽堂



久し振りに相対性理論のライブに行ってきた。会場は日比谷野外音楽堂。何かフジのホワイトステージのような、夜の静寂を感じる面白い空間だったと思う。

今回は、予めセットリストが公表されているライブだった。相対性理論は、オーディエンスを突き放した感じのするバンドなので「これ演ります」というステートメントで臨むのが似合っている気がする。

注目は、これも公表されていたストリングス編成での演奏。音の厚みが増していてとても聴き応えはあったが、僕的には相対性理論の楽曲は、少しスカスカ感のあるクリアな音があっている気がする。どうだろうか。

ハイライトは9曲目の「わたしは人類」。ゲノム解析のような照明と、ノイズの壁が迫ってくる重量感のある演奏が圧倒的だった。やくしまるえつこの無感情ロリータボイスは、こういうアレンジで本領を発揮するのだと確信した。

全10曲。当然アンコールも無し。きっちりと1時間でライブを締めくくる。このドライさはたまらない。

2019年6月30日日曜日

The Bonez @ Zepp Diversity


The Bonezのライブに行ってきた。たまたまネットでthread&needleを観たことがきっかけで、カッコいいなと思いツタヤでアルバムを借りてきました。特に最新作のWOKEはシャープで切れのあるロックでありながら、胸の熱くなるエモさもあり、今年のヘビロテの一枚です。
彼らのライブは初めてだったけど、予想以上に熱く、熱く、そして熱いライブで、ジェシーのMCも「?」が3つくらいつく感じはしたものの、熱さですべて丸く収めるというか、吹っ飛ばすような内容で、面白くもあり、じんわりと心に温かく広がる想いが届きました。
演奏の方も、特に序盤は照明のすさまじさもあって、Nine Inch Nailsのキレキレで破壊力のあるライブを思い出すようなすべてを圧倒するエネルギーに満ちたものだった。中盤以降にやんわりと速度を落とし、終盤はthread&needlesをオーディエンスに捧げる(この曲はお前らの曲だと言っていた)曲としてフロアを熱狂させた。
正直、こんな熱いバンドだったんだという思いと、それを受け止める強面のファンがとても優しい人たちに見えて、自分の先入観がぶっ壊される一日となり、なんだかフレッシュな気持ちになれたライブだった。満腹度が高く、続けていくと逆に苦手になりそうだけど、本当にいいバンドで、素晴らしい音楽を聴けたと思う。



2019年6月28日金曜日

BABYMETAL@横浜アリーナ


BABYMETAL@横浜アリーナ。17時半開場予定が大幅に遅れて、結局入場できたのは19時20分頃。開演時間を過ぎてるじゃん。でもって、開演したのは19時50分頃。昔は洋楽ライブで30分くらい遅れるのは普通だったけど最近じゃ珍しい。運営の不手際だったのかな。
ベビメタのライブはここ最近は欠かさずに観ている。そして毎回思うのはライブの完成度が抜群であること。バンドの技量が凄まじいのは折り紙付きだから、当然といえば当然なのだけど、映像も構成もシアトリカルで圧倒される。
そしてライブを重ねるごとに増すSU-METALのカリスマ感。数年前まであったあどけなさはすっかり消えて、凛としてカッコいい。これでまだ21歳だというから驚きだ。歌唱力もあるし、BABYというよりすっかりLADYだなと思う。
それと、今回のライブでは、新メンバーが加わったのか、3人体制に戻っていた。ネットの情報ではSAYA-METALなるものが出回っているが真相は如何に。僕的には、過去の楽曲を演やるにはやっぱり3人体制がいいのかもと思ってしまった。
ラストのロード・オブ・レジスタンスまで1時間強。相変わらずMC一つ挟むことなく、終始ハイテンションをキープしながら駆け抜けた。僕はモッシュピットの中央付近にいたのだけど、熱い観客たちに囲まれてやや身体にダメージを受けた(笑)。でも、仲間意識の高まりに訳の分からない高揚感を覚えて、少し清々しい気持ちになった。

2019年6月18日火曜日

あいみょん vs amazarashi


あいみょん対バンツアーvs amazarashiに行ってきた。客は10~20代くらいの女子が多くて、ライブ中もとっても控えめな感じで、普段僕がいくライブの客層とだいぶ違って何か面白かった。
僕はあいみょんはもちろん、amazarashiも大好きなので、この日のチケットが当選して本当に嬉しかった。やっぱり好きで、チケットが取りにくいバンドを二つ続けて観られるのは至福の時間としか言いようがない。
ライブも、特にamazarashiがとんでもなくすごくて、カッコよくて、感動して、中盤に演奏した「たられば」を聴いたときは鳥肌が立って泣きそうになった。この曲は、映画「青の帰り道」の主題歌なのだけど、映画もとても良くておすすめ。
あいみょんを観るのは武道館以来2回目。前回はアコギ一本だったけど、今回はバンド編成なので雰囲気変わるかなと思ったけど、「声」の存在感が圧倒的で、アコギ一本だろうがバンドだろうが、あいみょんはあいみょんなんだなと思った。
武道館の時も曲をとちったけど、今回はラストに歌詞を度忘れして、ん、ちょっと大丈夫かなと思ったけど…。まぁ、それも愛嬌で済んでしまうくらい、全体的によい内容のライブだった。一番好きな楽曲「ひかりもの」を聴くことができて大満足の夜になった。


2019年5月22日水曜日

JAPANESE BREAKFAST@渋谷WWWx



JAPANESE BREAKFASTのライブに行ってきた。アルバムで聴くよりもロックテイストが強く、想像以上にカッコいいライブだった。特にギターが印象的で、ミシェルの声と合わさって、いつまでも残響のように胸に響き続けた。

中盤では新曲を2曲続けて披露し、ラスト前はアコースティックでバラードを響かせるなど、とても充実した内容で、ミシェル・ザウナーの調子の良さが随所に感じられた。衣装も、光沢感のある白い貴婦人調のドレス(きっとちゃんとした名称があると思います)で、その場を治める存在感を放っていた。
JAPANESE BREAKFASTの名前の通り、ミシェルにとって日本での公演は特別だったようで、前回の来日では演奏の仕方が分からなかった(笑)という、日本に向けた特別な曲も演奏してくれた。ハイボールの飲み過ぎでハングオーバー気味らしかったけど、そんな所もキュートに感じられる親密感あふれる良いライブだったと思う。

2019年5月20日月曜日

The Jesus And Mery Chain @新木場SC



ジザメリ@新木場。期待を遥かに上回る素晴らしいライブだった。僕にとってジザメリは、生涯ベスト10に入るくらい好きなバンドなので、この日をとても楽しみにしていた。同時に、過去のバンド的な固定評価もあるバンドなので、現役感を感じられないライブだったら嫌だなぁという不安もあった。

今回の来日は新譜のツアーでないので、セットリストは過去のアルバムからある程度満遍なく配置されたものだった。予め直近のセトリを参照していたので、聴きたい曲が入ってなかったり、別に聴けなくてもいい曲があったりは分かっていたのだけど、ライブが始まるとそんなことはどうでもいいくらい、これが正解と思える選曲と配置だった。

ジザメリと言えば、気軽に友だちに勧められないくらい、耳をつんざくノイズが特徴なのだけど、ライブで体験するそれは全く不快ではなく、音に包まれる心地よい陶酔をもたらしてくれる。そして何より、僕がジザメリが好きで好きでどうしようもない理由は、破壊的ともいえる凶暴な音像のなかに、身体の奥底から踊ることを促す甘美なグルーヴがあることだ。

この日は、そんなジザメリの醍醐味が120%詰まった、ファンにとってこの上なく最高のライブとなった。自分でもどうかしていると思うのだか、中盤くらいにかかったBetween Planetsから泣けてきてどうしようもなかった。

2019年4月27日土曜日

ミオヤマザキ@日比谷野外音楽堂


ミオヤマザキ@日比谷野外音楽堂。僕は日比谷野外音楽堂でのライブは初めて。なのでどんな会場なのかとても楽しみにしていた。思っていた以上にコンパクトで、最後列からでもステージが良く見える一体感のある会場だった。開演前のリハも、会場外で普通に聴けて面白かった。
ミオヤマザキのライブは何度か観ているが、毎回その熱量に圧倒される。ここ最近は暖かい日もあったのだけど、この日はかなり肌寒かったので、セットリストを変更して、体を温めるために、序盤にアッパーな曲を配置しなおしてくれたようだ。
昨年末に新木場で観たときは、かなりいい新曲を盛り込んだライブだったので、音源がリリースされた後の今回のライブは、新曲全曲披露を期待していたのだけど、残念ながらそうはならなかった。それでも、代表曲を外さずに1時間強、手堅く攻めた内容だったと思う。
ファンに「離れないで付いてきてほしい」。ミオヤマザキが話すと、なんだかとても切実な響きを持って聴き手に伝わってくる。エモーションが駄々洩れなのはそんなにカッコいいことじゃないけど、それがクールに感じるのはなぜだろう。自分の弱さをそのまま受け止める姿勢を共感に、チカラに変えられているからかも知れない。

2019年4月9日火曜日

アジカン@Zepp東京



アジカンの新譜ツアー@Zepp東京に行ってきた。新譜「ホームタウン」は、バラエティに富んだ内容で、聴き応えがあり、聴くたびに耳に馴染むとても良いアルバムだと思う。そして、このツアーは「ホームタウン」ツアーなので、当然のように全曲披露してくれて期待を裏切らなかった。

アジカンのライブはこれまで何度も観てきているが、この日は本当に音が良く、ゴッチの声も過去最高レベルで張りがあって、改めて「アジカンすごいじゃん」と思わされる内容だった。MCもさりげなく面白く、ベテランの余裕が感じられて頼もしかった。
本編は文句の付けようのないくらい素晴らしいものだったけど、アンコールはとどめを刺されるくらい素敵なものだった。「転がる岩、君に朝が降る」「ソラニン」「解放区(新曲)」を披露。僕は「転がる岩、君に朝が降る」が一番好きなアジカンの曲なので、幸せな気持ちで満たされて帰ることができた。

2019年2月27日水曜日

PALEWAVES@リキッドルーム


今日のライブ。PALEWAVES@リキッドルーム。アルバムデビュー前の昨年のサマソニは、個人的ベストライブだったので、今回の単独公演はとても楽しみにしていた。会場もリキッドルームで、現在のバンドにとってベストな環境だったと思う。

まだアルバム1枚ということもあって、もち曲は少なく、わずか50分程の演奏だったけど、その分アルバムの世界観がピュアに展開された濃密な時間だったと思う。ゴスとかダークとかそんなワードを雰囲気にまとったバンドだけれど、実際はキラキラとしたポップな音楽を鳴らしている。

瞬間爆発したようなEDM以降、数多くのロックバンドらしからぬロックバンドがシーンに登場しているような気がするが、PALEWAVESはそのフロントランナーとして走っている。移り変わりが激しすぎて、セカンドを出すころにはどうなっているのか全く様相できないけど、柔軟に新鮮さを保ってほしいと思う。

2019年2月25日月曜日

LONGMAN@O-West



2/22日、ロングマンのツアー、walking is deadに行ってきた。
Voの喉が不調のため、前日の横浜公演がキャンセルになってしまったので、ちゃんと声が出るか心配だったけど、曲が進むごとに調子があがっていき、ハイテンションでキレのある素晴らしいライブとなった。

僕がロングマンを初めて観たのは去年のぴあフェスで、その時はあまりの楽しさに感動で泣いてしまった。パンクロックのピュアネスって、こういう音なんだよなぁって、胸に突き刺さったのがずっと忘れられない。

それから半年ほど経ち、やっとライブハウスで彼らのライブを観ることができた。小さな箱だから、モッシュやダイブでちょっとカオス状態だったけど、みんな最高の笑顔で汗をかいて盛り上がっていた。

2019年2月19日火曜日

あいみょん@武道館1995



昨日、あいみょんの武道館ワンマン弾き語りライブに行ってきた。ライブのMCでも話していたが、ほんの2年前は渋谷の路上で弾き語りをしていたあいみょん。いま頂点に立った瞬間の記念すべき特別なライブだったと思う。

ライブは前半、後半の2部構成。武道館中央の360度回転するステージで、数曲ごとに回転させながらすべてのオーディエンスの声援にこたえていた。開演時間が5分ほど過ぎたころにすたすたとステージに向かって歩き、1曲目は「マリーゴールド」を披露した。

僕があいみょんを知ったのもこの「マリーゴールド」で、初めて聴いたときに100年語り継がれる名曲だなと思い、一瞬で虜になった。すごい人が出てきたなと、アンジェラアキを初めて聴いたとき以来の興奮で鳥肌が立った。

今回のライブは弾き語りということで、演出はとてもシンプルで、それこそストリートで歌うあいみょんの原点をみることができたんじゃないかと思っている。それは、タフで力強く、そしてとてもピュアな演奏だった。

後半は、この武道館用に用意した新曲「1995」を披露し、ラストは「君はロックなんか聴かない」の大合唱で締めた。これまで数十回武道館でライブをみているが、今日のオーディエンスの拍手の音量は過去最大だった。

ライブが終わり、最後に感謝の意を込めて売れない頃から苦楽をともにしたマネージャーさんをステージに呼んだ。本当は「360度のこの空間を独り占めしてきなさい」と言われていたらしいのだけど。それがとても感動的だった。

2019年2月16日土曜日

The Back Horn@武道館

バックホーンの20周年記念ライブに行ってきた。

豪快で、大味なライブで、終わったときの満腹感が半端じゃなかった。All Time Bestライブだったので、セトリはとても良かったのだけど、一番好きなカオスダイバーが聴けなかったのがちと残念だった...。

もう何百とライブに行っていると、あまり新鮮さが無くなって、聴いているあいだもどこか評価者染みた感じになってしまう。だからライブの途中から隣の女性が感極まって大泣きしているのをみて、羨ましく、あぁ、これが醍醐味だよなぁと思ってしまった。