2019年6月30日日曜日

The Bonez @ Zepp Diversity


The Bonezのライブに行ってきた。たまたまネットでthread&needleを観たことがきっかけで、カッコいいなと思いツタヤでアルバムを借りてきました。特に最新作のWOKEはシャープで切れのあるロックでありながら、胸の熱くなるエモさもあり、今年のヘビロテの一枚です。
彼らのライブは初めてだったけど、予想以上に熱く、熱く、そして熱いライブで、ジェシーのMCも「?」が3つくらいつく感じはしたものの、熱さですべて丸く収めるというか、吹っ飛ばすような内容で、面白くもあり、じんわりと心に温かく広がる想いが届きました。
演奏の方も、特に序盤は照明のすさまじさもあって、Nine Inch Nailsのキレキレで破壊力のあるライブを思い出すようなすべてを圧倒するエネルギーに満ちたものだった。中盤以降にやんわりと速度を落とし、終盤はthread&needlesをオーディエンスに捧げる(この曲はお前らの曲だと言っていた)曲としてフロアを熱狂させた。
正直、こんな熱いバンドだったんだという思いと、それを受け止める強面のファンがとても優しい人たちに見えて、自分の先入観がぶっ壊される一日となり、なんだかフレッシュな気持ちになれたライブだった。満腹度が高く、続けていくと逆に苦手になりそうだけど、本当にいいバンドで、素晴らしい音楽を聴けたと思う。



2019年6月28日金曜日

BABYMETAL@横浜アリーナ


BABYMETAL@横浜アリーナ。17時半開場予定が大幅に遅れて、結局入場できたのは19時20分頃。開演時間を過ぎてるじゃん。でもって、開演したのは19時50分頃。昔は洋楽ライブで30分くらい遅れるのは普通だったけど最近じゃ珍しい。運営の不手際だったのかな。
ベビメタのライブはここ最近は欠かさずに観ている。そして毎回思うのはライブの完成度が抜群であること。バンドの技量が凄まじいのは折り紙付きだから、当然といえば当然なのだけど、映像も構成もシアトリカルで圧倒される。
そしてライブを重ねるごとに増すSU-METALのカリスマ感。数年前まであったあどけなさはすっかり消えて、凛としてカッコいい。これでまだ21歳だというから驚きだ。歌唱力もあるし、BABYというよりすっかりLADYだなと思う。
それと、今回のライブでは、新メンバーが加わったのか、3人体制に戻っていた。ネットの情報ではSAYA-METALなるものが出回っているが真相は如何に。僕的には、過去の楽曲を演やるにはやっぱり3人体制がいいのかもと思ってしまった。
ラストのロード・オブ・レジスタンスまで1時間強。相変わらずMC一つ挟むことなく、終始ハイテンションをキープしながら駆け抜けた。僕はモッシュピットの中央付近にいたのだけど、熱い観客たちに囲まれてやや身体にダメージを受けた(笑)。でも、仲間意識の高まりに訳の分からない高揚感を覚えて、少し清々しい気持ちになった。

2019年6月23日日曜日

COALTAR OF THE DEEPERS @ CLUB SEATA

ディーパーズの1stアルバム25周年記念ライブに行ってきた。多少のハウリングはお構いなし、強く、激しく、そして速く。剛速球を連発するような度肝を抜く演奏だった。

1stアルバムから25年というだけあって客の年齢層はだいぶ高めだったけど、でもここに集まっただけあって、ファンの熱量は半端じゃなかった。

熱狂の渦に飲み込まれたかのような、本当に濃密な時間だった。ライブ後の終わってしまった感がとても長引く、印象に残る演奏だった。


2019年6月21日金曜日

劇場版ファイナルファンタジーⅩⅣ 光のお父さん

公開初日。見に行ってきました。予想以上に面白い作品で、何度も声を出して笑ってしまいました。昔のFF世代(1~7までタイムリーでプレイしてました)として、懐かしい場面もあり、そして最新のFFの世界を垣間見て、胸が熱くなったり、ワクワクしたりした2時間でした。

本作で、一番印象に残ったのは、主人公に密かに思いを寄せる職場の同僚が、主人公に近付こうとFFを買ってプレイし始めるシーン。好きな人の「好き」を知りたい気持ちにとても共感を持ったし、この気持ちはコミュニケーションの原点なんじゃないかなと思っています。

おそらく誰だって自分の好きなものに興味を持ってもらえたら嬉しいし、それがきっかけで出会いが繋がったり、世界が広がったりすることは、きっと多くの人が体験しているんじゃないかと思う。僕は特にその気持ちが強くて、人から勧められたものや、相手が話題にしていることは、必ずと言っていいほど自分でも体験するようにしている。

だから、映画の中でそんな場面に出くわして、同僚の気持ちに「そうだよね」って思ったし、これって何気なく描かれているけど、実はとっても大切なことだよねって切に心に響いてきた。鑑賞後に、この気持ちに改めて気付けて、素通りしなくて本当によかったと思う作品だった。

2019年6月18日火曜日

あいみょん vs amazarashi


あいみょん対バンツアーvs amazarashiに行ってきた。客は10~20代くらいの女子が多くて、ライブ中もとっても控えめな感じで、普段僕がいくライブの客層とだいぶ違って何か面白かった。
僕はあいみょんはもちろん、amazarashiも大好きなので、この日のチケットが当選して本当に嬉しかった。やっぱり好きで、チケットが取りにくいバンドを二つ続けて観られるのは至福の時間としか言いようがない。
ライブも、特にamazarashiがとんでもなくすごくて、カッコよくて、感動して、中盤に演奏した「たられば」を聴いたときは鳥肌が立って泣きそうになった。この曲は、映画「青の帰り道」の主題歌なのだけど、映画もとても良くておすすめ。
あいみょんを観るのは武道館以来2回目。前回はアコギ一本だったけど、今回はバンド編成なので雰囲気変わるかなと思ったけど、「声」の存在感が圧倒的で、アコギ一本だろうがバンドだろうが、あいみょんはあいみょんなんだなと思った。
武道館の時も曲をとちったけど、今回はラストに歌詞を度忘れして、ん、ちょっと大丈夫かなと思ったけど…。まぁ、それも愛嬌で済んでしまうくらい、全体的によい内容のライブだった。一番好きな楽曲「ひかりもの」を聴くことができて大満足の夜になった。


2019年6月13日木曜日

ライフ


小野寺さんの新刊「ライフ」を読んだ。本屋大賞2位だった「ひと」も心温まるすごくいい本だったけど、本作も、読後に同じように温かく優しい気持ちになれた。
一番印象に残ったのが、観に行った隣人の演劇が思いもよらず「分かりやすい」ものった部分。そして「分かりやすい」こともありなんだなと、拍子抜けしながらも肯定的に受け止めているところ。
これは僕にとっては大きな発見だった。僕は「分かりやすい」ことに理由を見つけてしまうと、何か大きな本質を見落としてしまうから、そういうのは避けたいと考えていた。
最近では「ひきこもり」の件もそうだし、ちょっと古くにはコロンバイン州で起きた銃乱射事件なんかもそう。犯人が○○だったから、○○を見ていたから、という風に捉えるのも「分かりやす」くする典型的な例だなと思っていた。
確かに分かりやすいだけでは、正当性はないし、統計をもとに社会学的見地から事実関係を捉えた方が理解が深まると思う(少年犯罪が起きると、少年犯罪が増えたという風な風潮になるが、実際件数は増えていても、全体を占める少年犯罪の割合は減っているなど)。
ただ「分かりやす」さの中に、本当のことが表れている可能性も否定できない。だから、そのことを軽く考えてはいけないんじゃないかという気がしてきた。
結局バランスが大事、みたいなところに落ち着くんだけど「分かりやすい」疑いながらも、そういうこともあるんだよな、くらいの距離を持ち続けることも大切なんだと思う。