2011年2月28日月曜日

『ゆるく考えよう』



今日はみぞれも降る寒い一日だった。でも花粉が飛ばないのでこの季節の雨は大歓迎。鼻の通りがいいと読書もはかどります。

今日の一冊。ちきりんさんの『ゆるく考えよう』。ちきりんさんを知らない人は⇒コチラ

過去のブログからテーマに添った形でエントリーを精選、加筆し、単行本にした一冊。ブログ読めばいいじゃん。と、思ってしまうかも知れないけど、類似のテーマがまとまっているので理解度が高まる。編集って大切な仕事だと思った。

一番好きなところ。

「自分を縛っているもの、それは社会規範であり世間の目です。しかしさらにいえば、自分の心の中にある「自己保身欲」や「プライド」、「不安感」といったものが自分の行き方を強く縛っていて、本当の意味で自由に生きることを妨げていると気がついたのです。」(本文より)

本書の最後に加えられた新たな原稿(この部分だけ新出)。ここを読むとナマのちきりんに触れたような感じがして、何か響くものがあった。読者サービスなのかな。

また、ブログ同様に最後を「そんじゃーね」で締めているのだけど、ちょっとブログのとは湿度が違って感じた。こういうことを感じられるのも「本」という媒体のなせる業のような気がする。

なにはともあれ、抜群に面白い内容。全日本人に読んでもらいたいと思う一冊です。

2011年2月26日土曜日

自然観察会@石神井公園



2月26日晴天。石神井公園の自然観察会に参加してきました。インタープリターは樹木医の山本氏。豊富な経験と知識に裏付けられた分かりやすく面白い案内でした。



今日一番の発見は上の写真の「ベッコウダケ」。このキノコの菌に冒されるとその樹木はアウト。ゆっくりと内部を侵食され、根が食べられ倒木にいたります。特効薬も無く、最強の菌として有名だそうです。怖い。











落羽松、メタセコイヤ、栃の木、ハンノキ、銀杏など、それぞれの木にまつわるお話をたくさん聞けました。あと、木の健康状態の見方。樹木医の山本さんが一本一本健康状態を確認している様子をみて、木も人と同じ生き物なのだと感じました。



少し早い桜もおまけで見ることができました。今回の参加者は27名。若い人がほとんどいなかった。誰でも楽しむことが出来る内容で、かつとてもためになるお話が聞けるのでもっと広まったらいいと思う。環境問題は座学で考えるよりもフィールドに出たほうが10倍くらい学びの深さが違うと思う。

2011年2月22日火曜日

『街場の大学論』



今日の一冊。内田先生の「大学人」としての最後の大学論『街場の大学論』。内田先生の本はたぶん10冊近く読んでいるので、これで晴れてタツラー??かな。

学力低下の大きな一因として、大学の責任をあげているところがなるほどと思った。

18歳人口が減少している中、それぞれの大学が定員数を増やせば大学に入りやすくなる。入りやすくなればそのぶん勉強しなくなる。周りが勉強しなくなれば日本人のメンタリティとして自分も勉強しなくなる。そもそも成績は相対的なものだから。

こういう風に考えれば、学力の低下も不自然なく説明がつく。少なくとも"ゆとり教育"に責任があるとするよりも納得がいく。勿論これが全てと考える気はないけど。

その他、人文系の学部が「(ビジネス)実学思考」の潮流の中で淘汰されていることに対し、それらの学部は「(生物)多様性の担保」として機能しているとの指摘に同意した。

話⇒少変

先日、映画「学校をつくろう」を見たあとに「大学について考える時は建学者の理念にまで遡ってみる必要がある」と書いた。本書を読み終えてそのことを強く再認識した。

映画の舞台である専修大学は「日本語で国際社会に通用する法律家を育てる」という志したから始まった。母校獨協大学は「大学は学問を通じての人間形成の場」であることを建学理念としている。



以前にも書いたが、私はこの母校の理念が大好きである。毎朝、この理念が刻まれた石碑に頭を垂れることから一日をはじめていた。ノスタルジックだと思うが、これでいいのだと思う。

2011年2月20日日曜日

翻訳業務

今日は一日翻訳業務。。英語が少し出来ますよ~っていうとよく頼まれるこの仕事。簡単な文章ならいいのだけど、専門用語や知識が必要なものになると本当に大変。結局、丸一日かけても終わらなかった。お疲れ様です、自分。

2011年2月19日土曜日

講座、映画、読書、



盛り沢山の一日。午前中はかわぐち自然エネルギー学校の講座に参加。会場は川口駅前のリリア。写真はリリアの前の花壇。もうすぐ春ですね。花粉が飛ぶので春は苦手なのですが、いきものたちは待ち遠しそうな感じ。

講座の内容は太陽光発電の普及と課題について。最後の質疑応答まで、参加者の実践に裏付けられた知識が活発に飛び交いとても勉強になる講座だった。こういう企画を立てられる主催の川口市民環境会議さんはすごい。



お昼は港区主催の「みなと森と水会議」のイベントを見に東京タワーへ。参加自治体の物産市をちらりと見てくる。実は東京タワーってちょっと苦手。無機質の生きもの、という感じがして馴染めない。なんでだろ。



そのあと夕方に映画。専修大学創立130周年を記念して製作された「学校をつくろう」を見る。これがとてもいい映画だった。

専修大学創立者である4名の若者の青春を描いた内容。維新後間もない時代に国を飛び出し、米国で勉学に励み学問で立身する。向かう先が個人の栄達ではなく、日本の未来と日本人の矜持であるところに時代性を感じる。また、現代人には体感できない質の努力だったことが想像される。

年配の方にはノスタルジックな気分になる映画だと思う。現役大学生にはどう受け止められるだろうか。気になる。

すぐ隣で、劇場で70過ぎくらいのおじいさんたちが久々の再会に硬い握手し、瞳に涙を滲ませていた。きっと専修大学の卒業生なのだろう。映画の中の場面をみているようだった。



タイミングよく内田先生の『街場の大学論』を読んでいた。いまの大学を考えるとき、創立者の理念だけなく、建学に至った実際の"行動"(上手く表現できない。。)にまで想像力を働かせてみるといいと思う。少なくとも、新入学生には教え伝えるべきことだと思う。

2011年2月16日水曜日

テイラースウィフト@武道館



終わったばかりのテイラースウィフト@武道館。

圧倒的な可愛いさだった。歌もいいのだけど、この武道館公演はそれ以上にヴィジュアルの勝利だったと思う。三回のお色直しとスクリーンの豪華な演出でみんなの視線を釘付け。こんなに見て楽しんだライヴは久々だった。

舞台に登場とともに大々歓声。平日の武道館を二日間売り切っただけあってとんでもない人気。客層は若い女の子が中心だった。等身大の人気なのだと思う。これからどうやってファン層を拡大していけるか気になるけど楽しみ。

代表曲をほぼ網羅したセットリスト。一曲演って欲しい曲が聴けなかったのと、もう少しボリュームが欲しかったけどそれは次回に期待したい。ライブハウスで観れたら最高だな。

夢中で書いてたら電車乗り過ごした。。今日もいい一日だった。

好きな言葉

ドイツ語で「エガー」。モンゴル語で「ハマーグイ」。関係なかー。どうでもよかー。っていう意味。

小さなことは気にせずにエガー‼

大きなことも気にせずにハマーグイ‼

楽しくいきるちょっとしたコツだと思っています。

これからテイラースゥィフト@武道館。楽しみ。

2011年2月15日火曜日

2009年度温室効果ガス

2009年度の温室効果ガスの排出量京都議定書の基準年である1990年比で4.1%下回ったそう。前年度比でも5.7%減ったとの発表。

http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=13313
(環境省)

主要因は、景気後退による産業活動の低迷によるとのこと。これだといいんだか悪いんだか分からない。ただ、経済と環境の強い結び付きを感じる。

市民に近いため、行政の環境対策は民生部門への啓発活動に力点が傾く。当然といえば当然。でもこういう結果をみると、やっぱり企業だよね、って思ってしまう。

両方大切なの当たり前。それを踏まえた上で企業の取り組みの重要度をいま一度認識しなおさなければいけない。じゃないと景気が回復した時のインパクトがとんでもないことになる。省エネ対策などはコスト削減に繋がるので本気で取り組む適時じゃないかな。

2011年2月14日月曜日

radiohead The King Of Limbs



レディオヘッドが今週末に新譜を発表する。タイトルは「The King Of Limbs」。

http://ro69.jp/news/detail/47781
(RO69より)

早速予約した。発売日は19日。すごい楽しみ。土曜の夜は寝ないで聴きこむ。

バレンタインの思い出



早朝の天王洲アイル駅。天王洲アイルのアイルはIsleだということが分かった。天王洲島でいいじゃん。

モノレールから眺めた東京湾港が濁った緑色していて、海の色じゃないなと思う。水質は改善しているみたいだけど。

今日はバレンタイン。記念日に縁も興味も無いのだけど、今年は同居しているともだちからチョコをもらいました☆写真UPします。左がぴとら。右がひぽろ。チョコありがとう☆



ちなみにバレンタインは男性が女性にあげる日です。

2011年2月13日日曜日

クロマニヨンズ@市民会館おおみや



クロマニヨンズ新作のウンボボツアー。参加するのは今回で二回目。会場は市民会館おおみや。ホールでロックのライブを体験するのはすごく久し振り。けど、やっぱりロックはホールよりもライブハウス、ライブハウスよりも野外がいい。

内容は説明不要のロックンロール。正直音響が酷くて耳鳴りがする苦しいライブだった。だけどロックンロールはそんなことおかまい無しに、デカい音を鳴らすもの。観客もそれが分かっているから最初から最後まで全力で盛り上がっていた。

ライブの前に映画「ガンツ」を見た。原作を読んでいないので少しだけ先が気になる内容だった。グロいところは好みじゃ無いけど(目隠して指の隙間から覗き見してます)次回作も一応みようと思います。ガンツの前に見た「RED」はお勧め☆マルコビッチがいい味を出していた。

大宮からの帰りの車内でこれが書けるなんてipadってほんと便利だ。。使い過ぎに反省。

みこう@どこでもやってける自信


(日経新聞朝刊:2011.2.12)

昨日のSUAGEに書いた日本国の債務の話、たまたま12日の日経朝刊にも出てた。この借金、16年にはGDP比270%になる見通し。こんな状況なのにどうでもいいようなネタがニュースを賑わしているのが信じられない。

若者はグローバル化していかないと生き残っていけない。老人たちは逃げ切れるから必死にならなくてもいいけど、若者はその雰囲気に呑まれてしまっては助からない。これは既にわかりきっている事実だと思う。

私が憧れる友人にも、早くからこのことを意識して行動しているひとがいる。ニックネームみこう。いまは協力隊員でルワンダで活動している。天性の明るさと身体で自然エネルギーを発電しているような存在。

彼女が5年位前に放った言葉。

「就職は若いほうがしやすいかと。 色んな人生経験よりも実際の実務経験がないと、中途採用枠じゃ雇ってくれないからねぇ。。。」(みこうのマイミクさん)

に対し、

「就職はさ~、就職の面接官にいいと思ってもらえる職歴より、世界中自分はどこでもやっていけるってぃぅ自信が欲しい☆ あはは♪」(みこう)

世界中どこでもやっていけるってぃぅ自信。5年位前の発言だけど、衝撃的だったので記憶に粘り、特に最近よく思い出します。自分は世界中どこでもやってけるのか??少し自信はある。もっと確かなものになるように励みたいと思う。

2011年2月12日土曜日

個人の危機、国家の危機、地球の危機



柳井さんと大前さんの共同執筆『この国を出よ』を読んだ。

国の債務がGDP比の200%を超えてしまった日本。国家が破綻する崖っぷちにいながらも危機感を持てない政治家。いざとなったら国が何とかしてくれるだろうと同じく危機感を持てない国民。

海外に視点を転じれば過去に例をみないビジネスチャンスが転がっている現状。若者は自らのチカラで生き抜くチカラを見につけるべく海外に飛び出し、グローバルな人材となってこの国を復活させる以外に危機を乗り越える方法はない。とても鼓舞されるメッセージに溢れた内容だった。

出来れば電子メディアで無償で、もしくは内田先生のように著作権を放棄してでも、いますぐ一人でも多くの若者に届けなければならないメッセージだと思う。

本書に付け加えるべき点が一つ。国家の危機、個人の危機よりも意識することが難しい危機として「地球の危機」がある。このままではあと3~5年で国が破綻するかも知れない。それと同じようにこのままではあと20~50年で人類は地球に住めなくなるかも知れない。

「地球の危機」の意識を持つためにも“この国を出”ることは必要だと思う。世界で何が起こっているのか、特に途上国と呼ばれる地域で環境がどのように変化しているのか、それを目の当たりにしたらこのままではいけないと考えざるを得ない。

2011年2月11日金曜日

「洋菓子店コアンドル」にみる非正規ルートの王道化



本日公開の映画「洋菓子店コアンドル」を見てきた。全てが予定調和のシナリオでありながらドキドキ魅入ってしまう。主演、蒼井優の名演が成せる技だと思う。ほんとズバ抜けた才能だと思う。

恋人を追って鹿児島から上京してきた蒼井優が、行き場を失って小さな洋菓子店に住み込みで働き始めるところから物語が始まる。一筋縄ではいかないお店のスタッフや、パティスリーとしての壁にぶつかりながら成長し、人間関係も好転させていく。

そして最後は成功への大きな道が切り拓かれる。脚本の素人でも思い付きそうなストーリーだと思う。でもこれって映画の中の話というより、現実世界での成功物語(成功の定義はお任せします)を描いているようにも見える。

・経験無し、勢いだけで現場に飛び込む
・様々な壁にぶつかりながら、人間関係に育てられ、太い人脈を築き上げる
・その人脈に支援され、次の大きなステージに挑戦する

この言わば“非正規”ともいえるキャリア形成、実はいま世間で注目されている起業家たちに共通のルートなんじゃないかと思う。そして“非正規ルート”が王道化してきているのではないかと。

このガラパゴス化した時代における生命力とは何か。蒼井優の演技を見ながらそんなことを考えさせられた。映画自体もスイーツを扱う内容だけに甘く、帰り道にipad検索して劇場近くの洋菓子屋さんできっちりケーキも食べてきた。いい〆方だったと思う。

2011年2月10日木曜日

寝ながら

書いています。ipadで。

今月から色々と新しいことがスタートして、あっという間に10日が過ぎた。時間が経つのが久々に早く感じたけど、そのぶん夏フェスが近づいたから嬉しい。

島根で頑張っている友だちに連絡したら夜9時に寝て2時に起きる生活をしているそうだ。農人なのでそういうライフスタイルになるらしい。モンゴル人の友だちのT君も、仕事の関係で10時に寝て1時に起きている。

今日はすこし二人を見習って10時に布団に入ったけど、こうしてipadしているようだからダメだな。。

この前読んだ『自分の頭で考えるということ』に、ネットに繋がっている時間が長い程、考える時間が少なくなる、って書いてあった。薄々気付いていたけれど、これは本当だと思う。

Ipadはもの凄く便利で、仕事にも役立ち簡単に手放せないけど、付き合い方を考えなければいけないと思う。

お休みなさい。

のし

2011年2月9日水曜日

ディスメンバメント・プラン@O-Nest



ディスメンバメント・プラン@O-Nest。とーっても楽しいライブだった。このバンドが1999年に発表したロック史に残る名盤「Emergency and I」がすごく好きで一度生で聴いてみたかった。知名度高くないからなかなか来日しないからね。

序盤は、Voトラヴィス・モリソンが穏やかな表情で会場全体を暖め、とてもリラックスした雰囲気で演奏が進んだ。中盤の「What Do You Want Me To Say」まで完璧なポップネス。まるで湯船につかっているいるような心地よさ。

中盤から終盤に向けてはフロアを爆発させる力技の楽曲構成。昨日Liarsもそうだったけど、小さい箱での轟音は脅威。前の方にいたけどもみくちゃにされて大変だった。

お客さんとのコミュニケーションも終始忘れず、親密で昔からの友だちの集まりのような感じがするライブだった。繰り返すけど知名度は高くないので、このバンドが好きでたまらない人が聴きに来たのだと思う。バンド、ファン双方にとって幸せな夜だったと思う。

2011年2月8日火曜日

Liars×にせんねんもんだい@O-West



Liarsとにせんねんもんだい。アート系インディーロックファンにとってはちょっと豪華な組み合わせ。会場はO-West。せまい箱なのでお客さんがぎっしり。あつい。

にせんねんもんだいは今夜初めて聴いた。ドラムが途轍もなくすごかった。去年フジでみたゼムクルックドのデイヴよりもすごかった。とても二本の手足で演っているとは思えない。ぽか~んと口をあけて見惚れてしまった。

比較的テンポ良くセットチェンジが終わり、21時ちょい過ぎにLiarsスタート。音がデカイ。バスが全身に響く。Voは身体をくねらせたり震わせたりして怪しい。ちょっとアブナイ人に見えた。

演奏が扇動的だった。音のデカさと反復ビートで煽ってくる。大音量の持つ暴力性がストレートに伝わってきて、気持ちが徐々に感化されていくのがわかる。

たまにロックを怖いと感じるときがある。今日の、特にLiarsのライブは会場の熱気の中でも醒めた怖さを体感した。

2011年2月7日月曜日

『自分の頭で考えるということ』



今日の一冊。羽生さんと茂木さんの対談本『自分の頭で考えるということ』。個人的にものすごく読んでみたくなるタイトルです。

面白かったところ。

「人間が生きる中にもいろいろな失敗や成功体験があるのですが、失敗の理由を学ぶことは、ほとんど心理的にできないんです。」(本文より:茂木さん)

将棋は終局の後に感想戦(検討)という反省会のようなものをする。これが"失敗を学ぶことが心理的にできない"ことを意識的に行っているということで、棋士の脳活動が普通ではないと指摘している。

"失敗から学ぶ"というのは"失敗を考えること"が新たな着想を生むということなのだと分かった。

それにしても、普通ではない脳活動を日常的にしている棋士たちの進化に興味が尽きない。茂木さんもモッチーも言っているが棋士(将棋の世界)の進化は時代の先を行っているのだと思う。

その他、全編に渡り「美意識」がキーワードとなっていた。「美意識」は、昨今の急激な変化のなかで置き去りにされてしまっている代表的な意識かも知れない。そして美意識を求めることが"弱さ"に繋がらない谷川さんの棋風に強く惹かれた。(何のことか分からないと思うので読んでみて下さい)

2011年2月6日日曜日

冬のハイヌミカゼ



今日は個人的な冬の風物詩、元ちとせ「冬のハイヌミカゼ」にいってきました。会場は赤坂ブリッツ。元ちとせをライブハウスで聴けるのはとっても贅沢。それにしても赤坂駅周辺は少しも日本という感じがしない。。

元ちとせは本当に稀有なアーティストだと思う。とても身体的な表現を重視していて、口から声を出しているというよりか身体で歌っている感じがする。曲によっては歌というより"祈り"のように聴こえるのはそこに理由があるのだと思う。

ごく稀に音楽を聴いて自然と涙する体験がある。元ちとせのライブに限っては今のところそれが100%の確率で起こっている。神がかった表現の一瞬に鳥肌が立ち、涙がこぼれる。今日は「カッシーニ」で泣いてしまった。



普段あまり買うことのないお土産も購入。バレンタインが近いということもありチョコを買った。元ちとせの直筆のメッセージカードがカワイイ。そういえばステージ上の彼女も年とともに可愛くなってきている気がする。ますますファンになった一日だった。

2011年2月5日土曜日

MY CHEMICAL ROMANCE@横浜アリーナ



マイケミ@横浜アリーナ!!行ってきました☆予想通りの内容だったけど良かった。スタンディングエリアも比較的空いていて踊りまくることができた。気分爽快。

新譜「デンジャーデイズ」からの楽曲を軸にしたセットリスト。記念碑的傑作「ブラックパレード」は少し抑えてファーストALのノリのいい楽曲を加えた爆発力のある演奏だった。

前方エリアから後方エリアの最前列を見渡すと超おしくらまんじゅう状態でちょっとかわいそう。どこも最前付近は悲惨というか危険なくらい混み合ってるのでどうにかしてあげられたらと思う。小さい子は圧死しちゃうよ。

アルバムで聴くよりは大雑把で、終始勢いまかせな感じはあったけど、これがいまのマイケミの状態なんだと再確認できた。自分たちもオーディエンスも一緒になって、いまはとにかく楽しもうと。そういうモードだった気がする。

アンコールを含めて1時間30分強。ずっと飛び跳ねていたから結構疲れた。ライブでこんなに盛り上がったのは久々な気がする。去年のアンダーワールド以来かな。ライブ以外でも身体動かして汗をかきたいな。。

知ってもらいたい協力隊の活動



協力隊に参加して一番よかったことは素晴らしい同期隊員との出会いです。当時は珍しい15名という大所帯にも関わらずみんな本当に尊敬できるいい人たちで恵まれたと思います。

世間では、協力隊というと事業仕分けの対象として見做されたり、税金を使って若者をダメにしているとか、現地の役に立っていないとの意見も多々あります。全てでは無いけれど、正しい指摘もたくさんあり、そこは隊員自らが意識を持って変えていく必要があると思います。

私自身の活動はブログで多々紹介しているので置いておいて、多くの人にどうしても知ってもらいたい素晴らしい活動をしている同期隊員のことを(これも何度も紹介していますが)紹介します。

二人とも医療分野で活動する隊員で、一人はウランバートル郊外のバガノール地区で活動する大野隊員。もう一人はモンゴル南部ゴビ砂漠に近い南ゴビの病院で活動する安武隊員。共にその活動が高く評価され、現地メディアでも何度か紹介されています。

ぜひ二人のブログにアクセスしてみて下さい☆

http://egao-kansya-omoiyari.blogspot.com/ (道 ~la strada~)

http://blogs.yahoo.co.jp/mayu55122/MYBLOG/yblog.html (モンゴルらいふ)

国際協力にはいろいろな参加のカタチがあるけれど、個人が現地に飛び込んでみよう!!と思ったときの手段として協力隊はお勧めです。活動のしばりを受ける不自由さはありますが、安全、待遇、協力者ネットワークは充実しています。いつかまた今度は暖かい国にいってみたいなと思います。

子ども環境フォーラム@川口



子ども環境フォーラムに参加してきました。会場は川口市立戸塚南小学校。この戸塚南小学校は、従来の小学校のイメージとはかけ離れた近代的な建物でびっくりします。え、これが小学校!?、初めて訪問したときそう思いました。



都合により参加できたのは午前の部のみ。市内の小中高校、そして大学生の発表を聴いてきました。子どもの時に、こういうカタチで自分たちのエコ活動の発表の場を持てると、きっと大人になってからも"残る"経験になると思う。

最後に発表した小学生グループが、自分たちを「チェンジメーカー」と意識していた。小学生の口からでたその言葉に刺激を受けた。



以前にも紹介した川口工業高校の生徒たちによるエコカー。これを一から自分たちの手で作り上げるのだからすごい。男子は体育会系(イケメン)男子よりも工学系(非イケメン)男子の方が断然カッコいいと思っている。将来性を考えたってもっともっとモテていいと思う。女子には見る目を養ってもらいたい。



帰りに念願の川口産のマイ箸をゲット。自分のマイ箸をモンゴルに置いてきたので新しいのがずっと欲しかった。これからお外用で愛用します。今日はこれからマイケミ@横浜アリーナ。いってきます☆

2011年2月4日金曜日

アソビ・セクス「フローレサンス」



同期柔道隊員O君がモンゴルの子どもたちをつれて東京にやってきた。モンゴルでの活動や、他の隊員の近況などを聞いて少し懐かしくなった。それぞれの道でそれぞれが頑張っている。

大好きなバンド、アソビ・セクスの新譜が発売された!!タイトルは「フローレサンス」。アソビ・セクスっぽい。ラッシュのアルバムを手掛けたアーティスによるジャケットもそれっぽい。期待に胸が高まる。

まだほんの数回しか聴いていないけどイイ。楽曲の内容は、傑作である2nd「シトラス」とサウンドの幅を広げた3rd「ハッシュ」の中間をとったような感じ。グルーヴも広がりも深みもある。

今年はレディヘやレッチリといった大物アーティストたちのリリースも控えているし、今月にはディスメンバメントプランやライアーズといったレアなライブもある。すごくワクワクする音楽環境だ。


(Asobi Seksu : Perfectly Crystal)

Ipad

Ipadを買った。そしたら本を読む時間が減った。予想していたこととは言え、ちょっとどうかと思う。いまもipadで書いている。便利でオモシロイ。でも、これでいいのかなぁ、って思ってしまう。おしまい。

2011年2月2日水曜日

冬の八丈島



八丈島に行ってきました!!本当は三宅島に行く予定だったのだけど、火山ガスの影響で飛行機が欠航になってしまいました。でも行ってよかった八丈島。新鮮な魚が美味しかった☆



冬の八丈島はとても寒かった。雪も降って驚いたし、八丈富士の山頂では吹雪に見舞われた。



初めて見たウツボカズラ。こんなカタチの植物があるなんて。自然ってすごい。不思議だ。



地熱博物館を見学。地熱と風力で島の電力の3割を供給しているとのこと。地熱発電の仕組みがよく理解できる展示だった。



しまことば。響きがなんかかわいい。博物館のお姉さんがとても親切だった。人のよさでそこの印象ってだいぶ変わる。



オフシーズンで観光客が少なく、どこもゆったりと見て周ることができた。島の人も言っていたけど、こういう時期のほうが島の本当のよさが分かるのだと思う。温泉の待合室でくつろぎながら、じいちゃんばあちゃんのお話を聴きながらそう思った。