今日の一冊。重松さんの新刊『ステップ』。杉田比呂美さんのカバーがとってもかわいい☆
( 重松清『ステップ』中央公論新社 )
何度も泣いてしまいました。。作中の全ての人がやあったかくてやさしくて、気持ち温まる物語でした。同著者の『きみの友だち』もそうだったけど、各章がそれぞれ独立した物語になっていて、それが成長の過程として繋がっています。
内容は帯にあるように、パパと娘の成長物語。親子に限らず、人は育て、育てられる関係のなかにあるのだなぁ、と改めて気付かされました。
それにしても作中のおじいちゃんは素敵です。昭和の親父、という風に表現されていますが、とにかく不器用。こんな親父が育つ社会はどこか愛嬌があってよいな、と思ってしまいます。何のことか分からないと思うので、ぜひ読んでみてください。
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