現地語学訓練の最後はウランバートル郊外の遊牧民宅へ2泊3日のホームステイです。
( 周囲は見渡す限り何も無い草原です。空が高い。 )
( モンゴルといえば馬。そこらじゅうに。 )
( 電気は風力と太陽光。水は雨水。燃料は牛糞。自給自足な生活 )
( お世話になった一家と記念写真 )
夏の日差しを遮るものの無い草原での生活は、思った以上に体力を奪い取られて大変でした。現地の人も、日中はほとんど家の中で刺繍したり、乳製品を作ったりします。日が暮れてから、放牧している家畜を集め、乳絞りをします。
今回お世話になった家は、男性はみな出稼ぎでウランバートルにいるらしく、お祖母ちゃんと二人の娘さん家族が全てを切り盛りしていました。子供が多く、特に9歳と10歳の男の子が常に遊びを求めていて大変だった。。
本当にほんの少しだけだったけれど、貴重な遊牧民生活を体験できたと思います。自然と共生し、あるものを正しく利用する生き方。それを子供の時から体で学び引き継いでゆくこと。
これからの時代にとても大切でありながら、失われがちな何かを、はっきりと目の当たりにすることができたと思います。
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