発信する経営者が増え、情報の競争が活発になってきた気がする。株式会社武蔵野の社長、小山昇氏はその最前線で発信し続ける経営者の一人。
その小山氏のコラム『「地域貢献」を意識しない会社に未来はない』を読んでみた。
会社の地元である地域からの依頼を受け、商店街のお祭りに協力をするようになってから、地域でのシェアがぐんぐんと伸びたという内容。地域のイベントにコミットすることが、自社のサービスの付加価値を高めることに繋がっている。その付加価値は「信頼」であり「ファン」というものなのだろう。当然といえば当然の話。
よく「顔の見える」経営、という言葉は聞くが、意識的に顔を見せる経営をやっているところはまだまだ少ない。武蔵野も利益を狙いとして始めたわけではないようだ。これからCSRの拡大解釈として企業の地域貢献も増えてくると思う。元来謙虚さが美徳である日本人にとって「顔を見せる経営」というのは面白い競争になるような気がする。
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