2010年3月10日水曜日

UB廃棄物プロジェクト①

昨年10月から、JICA技術プロジェクトである「UB市廃棄物管理能力強化プロジェクト」が始まりました。このプロジェクトは3年計画で、私の配属先であるUB市環境汚染廃棄物管理部がイニシアチブをとります。

ここまでの主な動きとしては、春以降のごみの分別収集の試験導入にあたり、対象試験地区の選定を行ってきました。選定は「ホロー」と呼ばれる行政区の区長と面会し、財政面、意欲面、協力体制での評価を基準に行いました。その結果、今月になってようやく2つの地区が試験対象地区と決まりました。


( 面接で意欲をアピールする区長 )

対象地区の決定後、その地区のごみの排出状況、アパートの世帯数やダストシュートの有無、商業施設数などの情報を地図に落とし込む作業をします。情報地図は実際に現場を歩き周り作成します。


( モンゴルの地図はこんな感じ )

アルバイトでポスティングをしていたことがあるので、地図をもとに歩き周るの得意です。これまで知らなかった情報に出会えるのでワクワクします。また、アパートごとのごみ排出状況も見えてきます。

この「UB廃棄物管理能力強化プロジェクト」については、これからまた追って詳細を報告していきたいと思います。開発途上国における廃棄物処理運営がどのように動いているのか、そのことに関心のある人への情報ソースとなることを目指します。

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