今日の一冊。経済学者、野口悠紀雄氏の『経済危機のルール』。
最近読んだどの経済本よりも分かりやすく、面白く、ためになった。
経済の内容で350Pを越える厚さなのに一気に読み進めることが出来た。経済学部でもないのに。これってすごいことだと思う。
難しいことを平易な文章で説明できること。自身の体験談やアネクドートを織り込みながら読み手を飽きさせないこと。そして何より内容が専門的で勉強になるということ。
一流の学者は一流の書き手でもあることが証明されている一冊だと思う。
日本経済が不況にある原因や、立ち直れない理由、それらを踏まえて、これからの方策に関心のある人(無い人はやばい)は素通りしない方がいいと思う。
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