2012年1月12日木曜日

鯨肉在庫10年前の3倍


(東京新聞:2012.1.12)

鯨肉が売れず、在庫量が10年前比で3倍に膨れ上がっているニュース。

税金を無駄遣いして、職員が私腹を肥やしている調査捕鯨(調査捕鯨という名称自体がそもそもおかしいと思う。だって乱獲して売ってるんだから)。手遅れになる前にとっとと見直してほしい。

いま読んでいるライアル・ワトソンの『エレファントム』では、クジラとコミュニケートする像が描かれている。

ゾウとクジラ。陸と海の最大の動物。人間に生息地を奪われ、商品として命を奪われていく様も似ている。本当に手遅れにならないことを祈る。

2 件のコメント:

  1. ミンク鯨は世界に70万頭、いくら捕獲しても増え続けている。

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  2. コメントありがとうございます。捕食する生物の数も減るので、適正を欠いて増え続けるというのは生態系の原則から成り立たない意見だと思います。そもそも適正数を決めるのは人間ではありません。人間の経済的な判断を基準とする限り、手遅れになるときはくると思います。ただ、現時点の数ということではコメントの通りなのかもしれません。いつの時点との比較、どこの海を対象としているのかは分かりませんが。

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