2012年4月6日金曜日

レッギング・ボール



久しぶりに洋楽の国内盤を買いました。ブルーススプリングスティーンの「レッギング・ボール」です。

Amazonのレビューが高評価だったことや、ロッキンオンの渋松対談でも持ち上げられていたので期待していたのだけど、本当に良いアルバムで満足しています。

アルバムを象徴するリードトラック「we take care of our own」がグッときます。自分たちのことは自分たちで何とかする、しなくちゃいけない。シンプルな読み取りですが、3.11後の日本社会を考えずにはいられません。

ずっと前にグリーンデイが日本の新聞広告に起用されたことも思い出しました。その時は「文句があるなら選挙行こうぜ」だった気がします。

民主主義とは何なのか、日本人にはもしかしたら永遠にわからないのかも知れないと思ったりもします。日本人に生まれたことは最高にラッキーなことだと思います。だけど民主主義に関しては欧米を羨ましく思います。


4/6追記:日本盤解説の湯川れい子さん文章がカッコよかった。下記に一部抜粋。

私たち日本人も、自分たちの決意と責任とで、自分たちの今日と明日を守らなければいけないのだと、誰もがそれぞれに思い始めているのではないだろうか。さもなければ、この失望と閉塞感の中では、もはや息をするのも苦しくなって、生きる力を失ってしまう。

私は負けたくない。政治にも、自然の猛威にも、放射能にも。決してあきらめたくない。子供たちと、明日という未来のために―。

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