酒豪の大打者ということで、お酒にまつわるエピソードはそれこそ本の3分の1くらい占めている。一升瓶が日課だったというからとんでもない。二日酔いでグラウンドで吐いても3割の結果を出していたのだから呆れていいのか感心していいのか分からない。
お酒とは関係のないエピソードも豊富。中でも一番面白かったのは、お風呂事件。
代打で出場し、ヒットを放ち、後続打者の連打でホームに生還。疲れたから球場のお風呂に入って休んでいたら、打線が一巡してまた出番がまわってきた。慌てて着替えて泡だらけの体で打席に立ったという逸話。想像するだけで笑える。
今のプロ野球から考えると規格外なのは間違いない。どうしても懐古的な読み方になってしまうが、やっぱり昭和時の方が野球は面白かったと思う。
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