東京新聞 2016.11.21
嗚呼、11月も半ばを過ぎ、何かあっという間に年末だ。毎年思うのだが、1〜8月と9〜12月を比べると、後者の方が時間の過ぎ行く速度が圧倒的に早く感じる。何故だろう。
東京新聞の月曜朝刊に連載されている「小川勝の直言タックル」は面白い。毎週楽しみにしている。スポーツライターという肩書きだが、スポーツを通じて、ハッとするような社会的視点を開く記事が魅力的だ。
今週の記事も、日ハム大谷選手に関することだが、大谷選手の凄さについての記事ではない。大谷選手が活躍している結果から、考えられる課題を抽出している。そこから議論の発展や新常識の発見などの展開を感じさせる。
優れたライターの仕事とはこういうものだと感心させられる。つまり自身の専門分野に閉じ籠らず、社会とのノードを意識化した記事が書けることだと思う。本当に面白くためになる。
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