2019年9月28日土曜日

noodles@club que



noodlesの新譜「I'm not chic」ツアーに行ってきた。アルバムも傑作だったけど、ライブも本当に充実していて、トリプルアンコールでも足りないくらい、いつまでも聴き続けたいと思う、とても素晴らしい内容だった。
繰り返しだけど新譜「I'm not chic」は傑作だ。もうすぐデビュー30年だけど、ローファイな音もメロディーセンスもまったく衰えていないと思う。それでいて腰の据わった安定感すらあるから長く繰り返し聴けるアルバムになっている。
MCでは、レコーディング初期の頃は、良いアルバムを作れる気が全くしなかったと話していた。それが、ふと目にしたシドヴィシャスの「I'm not chic」という言葉にインスパイアされて、そこから奈良さんにジャケをお願いするアイデアなど、色々と発展していったらしい。
新譜のツアーは今日が最後で、地元の神奈川や東京エリアでもう2~3公演はやって欲しかった。多作ではないし、ワンマンもあまりやらないので、次が待ち遠しくて仕方がない。今年観た中では間違いなくベストアクトだった。

2019年9月18日水曜日

欅坂46@東京ドーム



欅坂46@東京ドーム。僕が欅坂、というかアイドルの単独公演をみるのは今回が初めて。アリーナからスタンドまで埋め尽くされたペンライトの光がすごい。そしてファンの熱量が半端じゃない。男女問わず、揃った濁声コールがそこらじゅうから響き渡り、これがトップアイドルのライブなのかと圧倒される。特に怪我から復帰した平手さんが出た瞬間沸点はすごかった。
欅坂は楽曲がいい。サマソニやロッキンなどのロックフェスにも出演しているけど、僕のようなロックファンが聴いても、とてもカッコいいと思う曲が多い。だから、そんな楽曲に合わせて多数の可愛い女の子たちが踊り、歌っているのはちょっとずるいなと思ってしまう。なんていうかノーリスクハイリターンな感じだ。
この日はグループ初の東京ドームということで、これまでツアーで演らなかった代表曲「サイレントマジョリティー」や「世界には愛しかない」もセットリストに組み込み、記念すべきステージに対する特別な思いも伝わってくる内容だった。さすがにドームの音響はいまいちだったけど、それがあまり気にならない祝祭感に溢れたライブだったと思う。