2009年4月4日土曜日

「この自由な世界で」

ケン・ローチ監督の最新作「この自由な世界で」をDVDレンタルでみました。

英国社会の移民労働者問題に焦点をあて、搾取するものと搾取されるもののどうにもならない力の関係を描いた映画だった。"社会の底辺での労働力の競争"というグローバル化がもたらす負の側面を強烈に印象付けられました。

これまでのケン・ローチ作品で一番、というか唯一、希望も何も見出せない映画だった。。この作品が、ベネチア映画祭で脚本賞を受賞していることを考えると、現実の厳しさをさらに怖く感じる。

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