2009年5月20日水曜日

最高の1冊

梅田望夫さんの待望の新刊。まだ読み終わっていません。けど、面白すぎて居ても立ってもいられなくなりました。


( 梅田望夫 『シリコンバレーから将棋を観る』 中央公論新社 )

梅田さんの物事の捉え方、そして思考する力、そこから生み出されるメッセージがものすごく好きで、これまでの全著作を読んでいます。

この本の帯に、梅田さんが「私が本当に書きたかったのはこの本でした」と書いています。読み進めるごとに、そうなんだなぁ、と深く頷いてしまいます。

人は、その人の心から本当に好きなことに取り組み始めると、時間を忘れ、まるで子供のように純粋に没頭してしまう。そして努力を重ね、知識や経験値を磨いてきた人ほど、その没頭した時間のあとに、心を奮わせるような優れた作品を残すことができる。そう信じている。

この梅田さんの著作は、そのような極めて素晴らしい一冊だと思う。

まだ、読了していないが、完全に、棋士と将棋世界の魅力に惹きこまれてしまった。大げさではなく、棋譜上に広がる無限の可能性に宇宙を感じた。多くの人に読んでもらいたい一冊です。

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