2009年5月12日火曜日

『スターバックス』

今日の1冊です。訓練所では毎週火曜日が注射の日です。これで6本目。いいのかな、こんなに射って。。


( テイラー・クラーク 訳:高橋則明 『スターバックス』 二見書房 )

スタバとコーヒーについて色々と書かれている本。余分と思われる情報量も多いので、なかなか話のポイントが掴めなかった。けど、米国におけるスタバの存在は、凄まじいほどに支配的であることが伝わってきた。

日本におけるスタバの存在感は、おそらく米国ほどではないと思う。ドトールもあるし、最近はタリーズやチョコクロも首都圏では目立ってきているように感じる。

それでもスタバがトップ・ランナーであることは間違いない。「スタバはコーヒーを売ることでは無く、スタバを体験することを商品化することに成功した」と書かれているが、スタバのヘビーユーザーとしてまさにその通りであると思う。"場"を楽しむためにコーヒーを飲みに行くことが、大げさに聞えないほど空間をブランド化した戦略は見事だと思う。

好業績を維持するマクドナルドも、スタバまでとは行かないが、"場"にかなりの力を注いできている。マックカフェの好評を考えると、これから先、両雄がお互いをどう位置付けるのかが気になる。

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