馬頭琴の演奏会に行って来ました。奏者は馬頭琴第一人者のツェレンドルジさんと息子のソヨルさん。ツェレンドルジさんはなんと人間国宝だそうです。
馬頭琴はモンゴルの代表的な弦楽器で、馬の尾毛を束ねた2本の弦と弓を使って演奏します。本体は木製で、楽器の先端部が馬の頭部をかたどっていることが馬頭琴と呼ばれる由来です。
目を閉じると楽曲から連想される景色が浮かぶ素敵な演奏会でした。馬頭琴の音色はどこか素朴で、やさしく深みのある楽器だと感じました。
馬頭琴のほかにも四弦胡弓など伝統的な楽器を使った演奏も聴くことができました。しかし、伝統的な楽器の奏者は少なくなってきているとのことでした。日本でもそうですが、伝え、語り継ぐことは、失われてからは取り返しのつかない大切なことだとここでも感じました。
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