2009年8月22日土曜日

UB廃棄物マスタープラン②

ウランバートル市の現在の3R推進にかかる取り組みについて。

具体的な目標は、2020年までにアパート地区の住民の7割(全人口の60%)に"資源ごみ"と"一般ごみ"との2種分別収集を導入すること、としている。そして、資源ごみから有価物を回収し、残りはRDF化して熱回収すること、としている。

そのため、現在一部地域において分別収集をパイロットプロジェクトとして実施している(他の地域ではごみはすべて混在して排出される)。またRDFの製造と使用も実験されている。

今後は、分別収集地区の拡大と同時に市民への啓発活動が必要とされるが、今のところ行政から積極的な活動は見られていない。私が一番深く関わるのはこの部分であるため、努力していきたい。まずは"学校からリサイクル"をキーワードとして取り組みたいと考えている。

また、大きな動きとして、2010年からスーパーなどのレジ袋が完全有料化される。この動きに合わせて、最近ではエコバックをレジ脇に置くスーパーも見られるようになってきた。

リサイクル・インフラの未整備と、市民のごみ問題に対する意識が高いとは言えない環境の中、どのように3Rを推進していくか。すごく困難な問題と捉えている。

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