UBのど真ん中にヴィトンのお店が大々的にオープンしました。どうせなら本屋がほしかったです。今日の1冊です。
( 山本繁『 やりたいことがないヤツは社会起業家になれ 』メディアファクトリー )
やりたいことがない人は社会起業家に向いている。冒頭からホントかよ、とちょっとつっこみたくなるメッセージで本書は幕を開ける。「やりたいことがない、そういえる人は自分に正直。そして自己実現よりも人のために働ける。共感する才能と何にでも対応できる能力を持っている。」なるほどなぁ、と思う。
やりたいことがなくても、人は人や社会との繋がりなしには生きていけない。だから何をやりたいか分からなくても、繋がりたいという外に向かう意識のベクトルは大きくなるのだと思う。それは自然と「役に立ちたい」という思いに直結する。だから社会をよくすることを仕事にする社会起業家に向いているということにもなる。
話の本筋では無いのだけれど、山本さんのネーミングセンスに感動してしまった。コトバノアトリエ、神保町小説アカデミー、オールニートニッポン、トキワ荘プロジェクト。響きだけで面白く、ちょっとオシャレでポジティブなエネルギーを感じてしまう。こういうドキドキわくわく感をつかめる名前は、けっこう大切になってくると思います。
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