2009年10月28日水曜日

モンゴル観光産業のゆくえ①

今日もすごい大気汚染。部屋の窓から見渡すことのできた丘が、まったく見えない。


( 煤煙で灰色の景色。加工していません )


( 丘が見えるのわかりますか?いまは見えません )

モンゴルはこれから冬場の観光産業にも力を入れていくみたいですが、UBは大気汚染を改善しない限り、人はやってこないと思います。

現在、モンゴルを訪れる観光客数は年間45万人(日本人は1万7千人)ほど。モンゴルの目玉は何といっても大草原に代表される自然と、遊牧民の生活文化。このどちらも地方に行かなくては楽しめない。そこで必要とされるのが交通インフラと宿泊施設。けど、いまのところどちらもあまり充実していない。

そんな中、日蒙双方の観光協会が観光振興に関わる会議をもったらしい。
http://www.travelvision.jp/modules/news1/article.php?storyid=42700
( リンク元 : トラベルビジョン )

インフラ整備の必要を指摘する日本と、ありのままのモンゴルを楽しむにはインフラ整備は必要ないとするモンゴル側の意見。難しい問題だと思います。

インフラについてはひとまず置いておいて、観光産業を発展させるために、モンゴルでいま一番必要なのはガイドの育成ではないかと思います。同期隊員が配属する国立大学では、この9月からエコツーリズム科がオープンしました。学生数は80名ほど。この中からプロのガイドが育つことが期待されます。

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