2009年10月25日日曜日

屋外広告は景観をどうかえる?

今週の日経ビジネス。ちょっと前から気になっていたバス停広告事業について少し。



広告収入によってバス停の設置、維持管理を自治体から請け負うというビジネスモデル。事業を手掛けるのはMCDecauxという外資企業。バス停あたりの年間維持管理費200万(横浜市)に対し、300万ほどの広告利益を上げる高収益事業。自治体側の役割は景観面に対する配慮のみ。

景観にうるさいヨーロッパではすでに定着している広告事業で、屋外広告とまちづくりの関係を考える上で欠かせないビジネスの一つであると思います。そして、景観に対する意識が薄い(京都など一部先進的な都市もあります)日本型まちづくりに良い刺激を与えるビジネスだと思います。

ちなみに東京は規制を保ち、独自に広告事業の展開を始めたよう。イノベーションが多く生まれる民間に任せるべきだと思います。

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