2009年12月14日月曜日

1+1=3にする議論

久し振りの今週の日経ビジネス。日本IBM相談役の有訓無訓。


( 日経ビジネス:2009.12.07 )

トップの意見にも異論を引き出せる議論のあり方が健全であるという話。議論とはあるテーマに対する意見を戦わすことなので、もっともな話。イエスマンの弊害はだいぶ前から指摘されているが、実際にトップの意見に対し異論を唱えるのは案外難しいのかも知れない。

私は最近、同期のボランティアと授業内容について議論をすることが多い。そこで改めて気付いたことは、異論を含めしっかりと議論できると1+1=3になるということ。議論することにより意見が建設的に積みあがり、一人では届かない深さにまで話を進めることができる。

いい議論をするためにはお互いを尊重することが大切。そして目的を共有していることが必要。あとはお互いの人柄が何となくわかるくらいの時間を共に過ごしているといいのかも知れない。何気なく書いたが、最後のポイントは重要で、特に目上の立場にある人が意識的になる必要があると思う。

何となくリーダー論に行き着いてしまったが、実際にリーダーの懐の深さに拠るところが大きいのだろう。

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