2009年12月22日火曜日

環境省訪問

日本からの廃棄物プロジェクトのスタッフと一緒に、市内にある環境省を訪問してきました。



環境政策を担当する職員の方から、環境省の環境問題に対する取り組みについてお話をうかがうことが出来ました。日本と同様に、モンゴルの環境省も政策決定機関であり、下部機関である複数の庁を通じて政策が実行に移ります。

印象的だったのは人材不足の話。例えば廃棄物問題にかかるスタッフは1名とのことでした。この人材不足は私の配属先である市役所の廃棄物管理部においても同様で、多くの開発途上国でも共通して見られる課題です。先進国で専門的な知識を学んだ優秀な学生が、母国に戻らずにそのまま海外に活躍の場を求めてしまう傾向があるようです。

人材のグローバル化が当たり前となった時代に、働く場を母国に限定するのは無理な話ですが、戻ってきてもらいたいものです。

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