職の自給自足を目指すことが幸せな生き方につながる。それを実践する伊藤洋志さんという方の記事。職の自給自足は前々から考えていたコンセプトなので、とても参考になりました。
( 日経アソシエ : 2009.12.15 )
職の自給自足とは、ゆるくて楽しそうな仕事をいくつかつくりそれで生計を立てること。理想は月収3万の仕事10個つくることらしい。伊藤さん自身も、モンゴル武者修行ツアーや、雑誌やウェヴへの原稿、大学講師、自宅をギャラリー会場に賃貸するなど色々なことをして生計を立てているようです。
職に関する日本の問題点は"職の多様性"がないことだと思う。新卒採用が象徴的であるように、就職に関して選択肢が少ない。そして一度ドロップするとやり直しが非常に困難となる。これでは多様性は生まれてこない。その一方で終身雇用や一億総中流社会は崩壊し、またITと共に価値観の多様性は飛躍的に豊かになった。ここに多様性を望む社会と多様性を認めない社会のアンバランスが生まれたのだと思う。
職の自給自足とは"職の多様性"を豊かにすることだと言える。が、いま会社で働いている人が実行できるかと言えばハードルが高い。この記事でもそれは認めている。しかし、働きながら一つでも"自分の職"をつくることができれば、自信と余裕が生まれるとも言っている。日本でも社会起業家の萌芽が始まり、仕事に関する見直しをする人が増え始めている。職の自給自足の考え方は、これからもっともっと受け入れられていくのだと思う。
とても魅力的な記事でした!!
返信削除また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。
コメントどうもありがとうございます!
返信削除過去の記事を読んでいただいて嬉しい限りです。
3.11以降とても停滞してしまっていますが、
マイペースで更新していきますので再訪問よろしくお願いいたします。