読書好きのモンゴル人にあげるため、日本から送ってもらったクローズド・ノート。思わず読み返してしまいました。
( 雫井脩介『 クローズド・ノート 』角川文庫 )
主人公はいわゆる天然系や不思議ちゃんに分類されるキャラクター。私の周りにも似たような天然な人は結構いる。そういう人の思考を内側から書いているのがちょっとおかしい。ほんとうにそういう風に考えているのかなぁ、なんて思ってしまう。
もう一つの主人公「伊吹先生の日記」も魅力的。中盤に心の力について書かれているところが好き。心の力はある。力だからつけることができる。その逆もあるわけだけど。
伊吹先生の日記の終わりと物語の終わり。二つのクライマックスがあってどちらもほろりとする。この作品も映画でみるよりもやっぱり本がいい。
しのさんお元気ですか??
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