もうすぐブログ開設から1年が経ちます。そこそこの更新頻度でよく続けてこれたなぁ、というのが正直な気持ちです。また1年、こまめに書き続けたいと思います。
( 万城目学『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』ちくまプリマー新書 )
ほんわかと、やわらかい本の名前。物語の入り口にふさわしい名前だと思う。そしてちょっと童心をくすぐられる。
小学生になったばかりの女の子と、猫のマドレーヌ夫人の物語り。子どもも猫も好奇心のかたまり。面白いことが大好きで、悲しいことにはまだあまり免疫がない。読んでいて、自分が子どもだった頃を自然と思い出してしまう。
猫と子どもの視点で見た世界と、猫と子どもが感じる時間を流れを、やさしい文章で表現している。ちょっと涙をさそうところなんかもいいなぁと思う。猫好きの人へのプレゼントとしても喜ばれそうな一冊。
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