(UB POST 2010:JULY23)
モンゴル初の原子力発電所の建設が2012年までに開始されるとのこと。
今後の鉱山開発によるエネルギー需要へ対応するために、ロシアとのジョイント・ベンチャーにより小規模と中規模の原発を建設する。
建設予定地はドルノド県とドルノゴビ県の2箇所。稼動開始は2017年からと計画している。
モンゴルは地下資源は豊富であり、ウランの埋蔵量は世界全体の2%セントを占める。エネルギー供給対策として原発ははずせない候補だったのだろう。
しかし、原発よりも挑戦すべきは太陽光、風力、地熱といった元来クリーンとされているエネルギーだと思う。
原発建設、管理、電力供給インフラ整備など、今回の計画にはロシアが全面的にバックアップしている。
ロシアの積極的支援はもちろんロシアのエネルギー戦略を考えてのことに違いない。自国で作るのではなくモンゴルで作れるのだからしめたものと思っているだろう。
ロシアは原発管理の人材育成支援もするとのこと。過小評価している分けではないがモンゴルの今の技術力で大丈夫なのだろうか。チェルノブイリの影がちらついてしまう。
原発大国の日本が言えた義理では無いのだけれども。
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