モンゴルの民族衣装「デール」のコンテストがあるというので行って来ました。会場は大勢の人が詰め掛けていました。
なんでもベスト・デールカップル、チャイルド、さらにはデールの似合う外国人賞まで決めるそうです。ちょっとしたイベントですね。
地区や職場単位のグループがそれぞれのテーマのデールを着用し、スフバートル広場をパレードします。
このモンゴルの民族衣装「デール」は、モンゴル人の間で民族アイデンティティの大きな拠り所の一つとして捉えられています。
昨年は、デールをもっと国内外にアピールするためにデールの日も設けていました。この辺はホーミーなどを自国の文化だと主張する中国への意識があると思います。
デールはもともと遊牧民が普段着としてずっと着用しているもので、日常生活に対応してとても機能的にできています。
先日の研修時にも多くの学生がデールを持ってきていました。防寒用はもちろん、昼寝時のマット代わりや、荷物を運ぶちょっとした風呂敷代わり、腰よりやや下に巻いた帯が長旅にゆれる内臓を支える働きがあるなど、色々な発見がありました。
個人的にはちょっと色がどぎついなぁ、とは思うのですが、それでもモンゴル人がデールを着ているのを見るとカッコいいなぁと見入ってしまいます。
ちなみにスターウォーズのクイーンアミダラの原型はモンゴルにあります。
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