2010年11月9日火曜日

道 ~la strada~



気温20度。さわやかな秋晴れ。今日は歯の治療。しかも歯の神経を抜くという恐ろしい治療。モンゴルから虫歯を放置してきた後始末です。痛かった。。

フェリーニの「道」をDVDで見ました。この映画を勧めてくれたのはバガノールの同期O隊員。ちなみに彼女のブログも同名のタイトルです。

昔の白黒映画はそれだけで雰囲気があって好きです。特撮⇒デジタルと技術の発展により簡単に刺激的な映像が手に入るようになっても、良いものの良さはなくならないのだと思います。

とても哀しい映画でした。イタリア映画らしい哀しさです。アメリカ映画には無い。複雑な。哀しいと悲しいの違いはそこにあるのだと思います。O隊員は何を感じたのだろう。聞いてみたいな。


今日の一冊。『わたしたちに許された特別な時間の終わり』。



文章の一行一行が面白いと感じる作品。最近は読みやすいエンタメ小説を読んでいたので、句点の多い文章になれるまで時間がかかった。

文章は簡潔にまとまると読みやすく分かりやすい。けれど、長い文章には独特の風味がある。しめっけやにおいを起こすのはそういう文章のほうが多い気がする。

まだまだ知らない作家がたくさんいることは幸せなことだと思う。作品と共に感性をひろげていきたい。


歯の痛みが止まらない。鎮痛剤はもらったけど薬は飲まない主義なので。

2 件のコメント:

  1. そういう時は鎮痛剤、飲んだ方がいいよ~。
    特に普段薬を飲まない人には、良く効くはず。

    歯、お大事にね。

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  2. コメントどうもありがとう!

    う~ん、マユのアドバイスだから素直に聞こうと思います。もうね、痛い痛い。。

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