2011年2月19日土曜日

講座、映画、読書、



盛り沢山の一日。午前中はかわぐち自然エネルギー学校の講座に参加。会場は川口駅前のリリア。写真はリリアの前の花壇。もうすぐ春ですね。花粉が飛ぶので春は苦手なのですが、いきものたちは待ち遠しそうな感じ。

講座の内容は太陽光発電の普及と課題について。最後の質疑応答まで、参加者の実践に裏付けられた知識が活発に飛び交いとても勉強になる講座だった。こういう企画を立てられる主催の川口市民環境会議さんはすごい。



お昼は港区主催の「みなと森と水会議」のイベントを見に東京タワーへ。参加自治体の物産市をちらりと見てくる。実は東京タワーってちょっと苦手。無機質の生きもの、という感じがして馴染めない。なんでだろ。



そのあと夕方に映画。専修大学創立130周年を記念して製作された「学校をつくろう」を見る。これがとてもいい映画だった。

専修大学創立者である4名の若者の青春を描いた内容。維新後間もない時代に国を飛び出し、米国で勉学に励み学問で立身する。向かう先が個人の栄達ではなく、日本の未来と日本人の矜持であるところに時代性を感じる。また、現代人には体感できない質の努力だったことが想像される。

年配の方にはノスタルジックな気分になる映画だと思う。現役大学生にはどう受け止められるだろうか。気になる。

すぐ隣で、劇場で70過ぎくらいのおじいさんたちが久々の再会に硬い握手し、瞳に涙を滲ませていた。きっと専修大学の卒業生なのだろう。映画の中の場面をみているようだった。



タイミングよく内田先生の『街場の大学論』を読んでいた。いまの大学を考えるとき、創立者の理念だけなく、建学に至った実際の"行動"(上手く表現できない。。)にまで想像力を働かせてみるといいと思う。少なくとも、新入学生には教え伝えるべきことだと思う。

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