今日はみぞれも降る寒い一日だった。でも花粉が飛ばないのでこの季節の雨は大歓迎。鼻の通りがいいと読書もはかどります。
今日の一冊。ちきりんさんの『ゆるく考えよう』。ちきりんさんを知らない人は⇒
コチラ。
過去のブログからテーマに添った形でエントリーを精選、加筆し、単行本にした一冊。ブログ読めばいいじゃん。と、思ってしまうかも知れないけど、類似のテーマがまとまっているので理解度が高まる。編集って大切な仕事だと思った。
一番好きなところ。
「自分を縛っているもの、それは社会規範であり世間の目です。しかしさらにいえば、自分の心の中にある「自己保身欲」や「プライド」、「不安感」といったものが自分の行き方を強く縛っていて、本当の意味で自由に生きることを妨げていると気がついたのです。」(本文より)
本書の最後に加えられた新たな原稿(この部分だけ新出)。ここを読むとナマのちきりんに触れたような感じがして、何か響くものがあった。読者サービスなのかな。
また、ブログ同様に最後を「そんじゃーね」で締めているのだけど、ちょっとブログのとは湿度が違って感じた。こういうことを感じられるのも「本」という媒体のなせる業のような気がする。
なにはともあれ、抜群に面白い内容。全日本人に読んでもらいたいと思う一冊です。
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