2月26日晴天。石神井公園の自然観察会に参加してきました。インタープリターは樹木医の山本氏。豊富な経験と知識に裏付けられた分かりやすく面白い案内でした。
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今日一番の発見は上の写真の「ベッコウダケ」。このキノコの菌に冒されるとその樹木はアウト。ゆっくりと内部を侵食され、根が食べられ倒木にいたります。特効薬も無く、最強の菌として有名だそうです。怖い。
落羽松、メタセコイヤ、栃の木、ハンノキ、銀杏など、それぞれの木にまつわるお話をたくさん聞けました。あと、木の健康状態の見方。樹木医の山本さんが一本一本健康状態を確認している様子をみて、木も人と同じ生き物なのだと感じました。
少し早い桜もおまけで見ることができました。今回の参加者は27名。若い人がほとんどいなかった。誰でも楽しむことが出来る内容で、かつとてもためになるお話が聞けるのでもっと広まったらいいと思う。環境問題は座学で考えるよりもフィールドに出たほうが10倍くらい学びの深さが違うと思う。
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