2011年5月4日水曜日

MR.BIG@武道館



行ってきましたMR.BIG@武道館。これまで観たMR.BIGのライブの中で間違いなく過去最高の内容だった。

エリック・マーティン、ポール・ギルバート、ビリー・シーン、パット・トーピー。バンドのメンバーを全員フルネームで覚えられている洋楽バンドはそうそうないと思う。本当に日本人に愛されているバンドだと思う。

バンドも日本が大好きで、その思いが恥ずかしいくらい真っ直ぐに伝わってくる演奏だった。新譜(かなりの傑作)からのリードトラックUndertowでオープニングを飾り、Daddy,Brother,Lover,Little Boy、Green-Tinted Sixties Mind、Take Coverで一気に畳み掛ける気迫の演奏。凄まじい熱量に鳥肌がった。

中盤は新譜からの楽曲で固め、現役バンドであることをしっかりとアピール。その後はアコギのセットで日本への応援ソングThe World Is On The Wayを披露。感動的な楽曲だった。最後はAddicted To That Rushで盛り上げて締める完璧なセットリストだった。

再結成したMR.BIGは確実に解散前よりいいバンドになっている。かつて違えてしまったエリックとポールのやりたかったことが今は完全にシンクロしているように見える。ブルージーでロックンロール。もともとテクの塊のようなバンドだけに目指すところが固まったら強い。

平日の武道館に駆け付けたファンは往年のファンが多かった気がする(昔の曲をシンガロングしてたし)。このまま同窓会のノリでやっていくのはもったいないバンドなので新しいファン層を獲得してもらいたいと思う。

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