kotoba3月号(ちょっと古いですね)の特集は「老人力」。その中でプロスキーヤー三浦雄一郎へのインタビューが興味深かった。
三浦さんは70歳と75歳でのエベレスト登頂をなしとげ、今度は80歳の挑戦を目標としている超老人の代表的存在。
その目標のために普段から25kgのリュックを背負ったり、片足5kgのアンクルウエイトを装着してトレーニングをしているらしい。
その他にも自転車で40km走ったり、節制した食事による健康管理もきちんと行なっているとのこと。
面白いのは医者からは止められたにも関わらず、こういった身体に負荷をかけることが逆に健康増進に作用していること。
治癒に半年かかると言われた骨折が2ヶ月で完治したり、一ミリに磨り減った半月板が四ミリに復元したり、あげく視力が0.3から0.7まで回復したそう。ホントにほんまかいなの話。
話→少変
私の職場は150名を超えるボランティアスタッフがいて、平均年齢はおそらく70歳くらい。60歳で若いと言われる高齢社会日本を象徴するような環境です。
ただみんな恐ろしく元気。矍鑠とした佇まいで、頭脳明晰で発言が鋭い方が多く、私自身毎日つっこまれながら仕事をしている有様です。
そして、みんなある程度ボランティア活動で身体を動かしていて、それが良い負荷となっている気がします。三浦さんのインタビューを読んで非常に思い当たる光景を日々見ています。
なので、身体にある程度の負荷をかけ続けることは健康、そしてアンチエイジングにつながるのではないかと思います。
勿論70歳を越えてエベレストに登頂してしまうような超人の方法を平均化して語れるとは思いませんが。
物質的に豊かになった社会では美容や健康に対する欲求は高まると思います。アンチエイジングに関してはその際たるものとして今後市場が膨らんでいくような気がします。
一昔前に子どもたちの間でも流行ったトレーニング用のアンクレットがオシャレに商品化されて売れるかもしれません。そしたらウケるな。
0 件のコメント:
コメントを投稿