2011年9月30日金曜日

幸せを感じられる確かなもの


日経ビジネス:2011.9.5

ただ今23時帰宅。疲れた。今週(ではないけど)の日経ビジネス。残業とは無縁のブータンについてのレポート。レポーターはブータン政府GNH委員会の元首相フェローの日本人女性。すごい仕事だ。

国民総幸福量(GNH)で有名なブータン。雄大な自然環境に囲まれ、信心深く穏やかに慎ましく暮らす国民。きっと誰もが思い描く予定調和的なブータン像と、財政の3割を他国援助に依存し、自立を課題とするあまり知られていないブータンの現実。この二面を織り交ぜた上手に読み手を引き込むレポートだった。

特に、下記の一文は興味深かった。

「あなたにとって幸せとは何か?」という質問に対し、年齢も職業も異なる多くの人が口にしたのは「家族や親しい友人たちが幸せで、そして、自分と一緒にいられること」でした。(本文より抜粋)

私が人生において一番大切だと思うことは「幸せを感じられる確かなもの」をどれだけ見つけれるか、ということ。

家族や友人の幸せ、そして一緒にいられること。変な言い方だけど、これ以下の「幸せを感じられる確かなもの」はないと思う。逆にこれ以上のものはたくさんあると思う。そのことを多くの国民が知っているからこそ、ブータンはGNHの国と言えるのだと思う。

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