自分で手がけた2本目のセミナーが終了しました。参加してくださった方々に感謝です。
『国民のためのエネルギー原論』を読みました。この本も『官僚を国民のために働かせる方法』と同じく日本国民必読の一冊だと思います。
再認識した重要な知見は、エネルギーシステムの設計には持続可能性の原理を採り入れなければならないということ。ここでいう持続可能性とは下記の3つの側面からの評価によります。
1.エコロジカルな持続可能性
2.世代間衡平・世代間倫理の基準
3.持続可能な地域発展
私自身は、2番目の世代間衡平・世代間倫理の視点でもって物事を考えることが苦手です。というか、意識化されません。
話→変して、ちょっと前に上映されていた「10万年後の安全」という映画は、この世代間衡平・世代間倫理の視点でもって放射性廃棄物問題を問うていて面白かったです。
自然エネルギーを基本としたエネルギーシステムの設計は、上記の3点を満たすものであるということが本書で分かりやすく詳述されています。
エネルギーシステムの設計に、国民参加の可能性が見えているいまだからこそ価値ある一冊だと思います。
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