今日の東京新聞。栃木県小山市の産廃業者が開発した100%再利用のペットボトルについての記事。
PET to PET の技術は前々からあったけど、コストや衛生面の課題があって中々商業ベースで普及はしなかった。今回はそれらの課題が研究によりクリアされ、実際にサントリーと提携を結び市場に流通しはじめているという。
ほんの5、6年ほど前から廃棄物処理業界は自らを環境ビジネス業者と名乗り、大々的なイメージ戦略を始めてきた。私自身も就活のときに「環境」をキーワードとして業種を探し、見事に産廃業者に就職したくらいだ。
大半の業者は環境をビジネスとして新たな価値を創造しているわけではなく、結果として環境に関連しているビジネスであったわけだが、今回の記事ではこの小山市の業者は新たな環境価値を生み出している。
ペットボトルは生活に超身近で資源の象徴とも言えるアイテム。これで循環システムを作り上げることの価値は大きい。課題は国内で回収したペットボトルが中国に資源として流れていることらしい。国内循環が実現できるよう、消費者として協力したいと強く思う。
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